新論文「月は毎年地球から3センチずつ離れている。」解説
所長です!
今回新曲「月は毎年地球から3センチずつ離れている。」を公開させていただきました。
今月はその歌詞と楽曲自体の解説をさせていただきます。
解説を読むことで、より新曲を聴くのが楽しくなると思いますので是非ご覧ください。
以下では
1.歌詞解説
2.楽曲解説(※コード進行付き) ※note会員限定
を書かせていただきます。
1.歌詞解説
月の夜に君を探して 月の中で咲いた骨の花を
浮かべたネモフィラと 掴んだ手のひらも
いつかはさよなら 君との気持ちも Yeah
知らず知らず離れた 君との距離
掴もうとしても 尚更 尚更
近づきたい 僕らのメトロノームは
それぞれのリズム それぞれの理想を
月の夜に君を探して 月の中で洒落た物語を
要らなくなってしまうな 愛したものでさえも
知らず知らず離れた 君との距離
好きと伝えても 尚更 尚更
痛い 痛い 僕らのメトロノームは
それぞれのリズムを 遠くなってしまったよ
人は誰でも月です 月です 月です 暗い面を持って
壊れてしまいそう 壊れてしまいそう
人は誰でも月です 月です 月です 弱い面持って
壊れてしまいそう 泣いてしまいそう
あなたに会いたい あなたに会いたい あなたに会いたい
聴いて分かる通り、テーマは「月」。
タイトルは事実で、月が地球から離れていく大きな原因は、地球と月の間の潮汐力により、地球の自転が遅くなることが原因です。
毎年気づかないくらいのスピードで3cmづつ、
離れていってしまうと、気づいた頃には遠く遠く離れていってしまう。
なんとも切ない話です。
それを人間関係に当てはめて、今回歌詞のテーマにしております。
僕はこのことを良く感じます。本楽曲の歌詞はすごく私的なものだと改めて感じています。
また大サビの歌詞、
人は誰でも月です 月です 月です 暗い面を持って
という部分。月は常に同じ面しか地球に向けていないのをご存知でしょうか?
月は自転周期が地球と同じなため、地球から月の裏側を見ることができません。
このことを知ってから僕はいつか歌詞にしたいと思っていました。
人間も明るい面、暗い面の二面性を持っています。他人に対しては常に明るい面を見せて、裏では泣いている。壊れそうになりながらも、生きているのです。
それでも良いんだよ、それこそが人間なのだということを伝えたくて歌にしています。
続いて、楽曲の中身についての解説をしていきます。
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