僕たちは老人になったらどう振る舞うべきか? とらねこさんアンサー記事
先日、こちらの記事で
https://note.com/dennnoch/n/nc6a406489869
我々が年老いたら、若者に席を譲るべきだ。
と言いました。
それに対してとらねこさんからコメントをいただきました。
この場を借りてお礼いたします。ありがとうございます。
さて、とらねこさんのコメントを要約すると、
老人に対抗するためには、勉強する必要がある。そのためにはさまざまなことにチャレンジして、自分の確固たるものを確立する必要がある。
確固たる哲学を持った若者は必ず見出される。
ざっとこんな感じだと思います。
僕が言いたいのはこういうことです。
mikikoさんは、光る若者です。彼女のセンスは磨かれ、今やその輝きは彼女の生涯で最高潮に至っています。
彼女は見出された。結果も出した。
しかし‥ここからが悲劇です。
佐々木宏や政治家という老人に潰されてしまった。
いかに傑出した人でも、力を持った老人にかなわない。
このことが明るみに出てしまったのです。
だから、僕はこう主張します。
傑出した人の芽を、潰さない老人になろう。
これが僕の主張です。
今、僕たちは老人と闘っています。
おそらく、何度か負け、何度かは勝てるでしょう。
僕が言いたいのは、その後のことです。
僕たちが老人になった時のことです。
50年後、僕たちは経験を積み、結果を出し、中には歴戦の猛者になる人もいるでしょう。
そのときに
自分の経験を捨て去り、知恵を捨て去り、若者に助言をせず、黙って金だけ出す存在になろう。
ということです。
これは大変なことです。
なまじ成功してしまうと、余計に大変です。
老人には経験しかありませんからね。
経験に頼らず、間違っている(ように見える)若者を応援してやる。
これをやりたいのです。
そのためにどうしたらいいのか?
ひとつは、経験に頼りすぎないこと。
ふたつめは、若者のセンスは絶対的に正しいと信じてやること。
これが大事なのではないかと思います。
「俺にはよく分からんが、お前らが面白いと思うならいいよ」
上田晋也さんが、若い時、ある審査員に言われた言葉です。
この言葉に勇気づけられたと上田さんは言います。
「よくわかんないけどさ、頑張りなよ」
こう言ってやる。
僕たちが偉くなったら、こう言える老人になりましょう!
そうすれば日本の未来を明るくできる。
謙虚さ。無知の知。
自分の経験とセンスを疑うこと。
あくまでこの話は、僕たちが老人になった時の話です。
今は若者として、とらねこさんのいうように、さまざまな経験をして、確固たる核を作り、輝きましょう!
とらねこさん、ありがとうございます。
ではまた
プチ文学賞に使わせたいただきます。ご賛同ありがとうございます! 一緒に文学界を盛り上げましょう!