【ネット初公開】柴嵜正一の裁判での証言まとめ
一応去年X(Twitter)で公開したものなんですか、Xは今もうアカウントないと見れないらしいのと、私Dennisのアカウント以外ではどこにもネットで公開されていないので、このタイトルにしました。
このnoteでは上告趣意書の中で柴嵜正一の証言が載っている箇所をそのまま全て書き起こして載せています。
元の上告趣意書には取り調べ時のものも一部載っているのですが、「誘導尋問によってしている発言」という文脈で取り上げられているのでこのnoteではカットさせていただきます。(別のなんらかの機会に紹介します)
本来の予定では次は情報提供を募るため「柴嵜正一にまつわる未解決の謎」という記事を公開するつもりだったのですが、事実を残すのを優先した方が良いと思い、この記事を先に公開することにしました。
控訴審第四回公判
「その二人目の警官が警棒を抜いて、警棒を手に持ってこちらに向かって来て、それは小走りに向かってきたということと、それで、私はその警棒で殴られまいとして、私の左手でそれを防いで、そのときは、もう私は立ち上がっていて左手で防いだんですけれども、そのときに反射的に右手も出しているので、そこで多分一回刺していると思います。それからが、二人目の警官と私がその場に倒れ込んで、一人目の警官との揉み合い以上に、もう少し闘争っぽくなって、しばらく私は、二人とも倒れた状態で、私は警官の警棒による攻撃をずーと(原文ママ)防いでいて、それから最後というか、闘争の終わりというのは、警官が私のことを多分撃とうとしたんでしょうけど、警官が途中からそのけん銃に切り替えるというか、けん銃に警官が手を伸ばそうとしたので、私としては、それは私に向けて発砲するためだと思ったんですけど、そのときに、それで私はそれを防ごうとしたということと、その時の警官に蹴られたことと、その蹴られてから、私は戦意を喪失したというか、脱力感を感じたというか、それまではかなり興奮していたと思うんですけれども、その興奮状態というのはかなり無くなっていて、それで、私はその場に立ち上がってしまって、ただぽっと(原文ママ)してたんですけれども、その二人目の警察官は、そのまま両手と両足を使って車道方向に後ずさりして行って、で、しばらく行ったところで立ち上がって、それから再びまたけん銃ケースに手を伸ばそうとしたのが見えて、それで、そのときになって私は、それまでずーと(原文ママ)立っていただけだったんですけれども、その時になって自分の身に危険を感じて逃げることにして、富士見台方面に走りました」
第一審第一五回及び第一八回各公判供述
時系列が前後してますが、上告趣意書ではこういう順番だったのでそれに倣います。
また、わかりやすくするため本来はついていない名前をつけたり鉤括弧をつけてます(内容はもちろんそのままです)。問いかけている人物は不明。
「二人目の警察官が来たということに気づいて、あなたは逃げようと思いませんでしたか」
柴嵜「何も考えられなかったんです」
「何のために刺したんですか」
柴嵜「それは、別に何のためにというわけじゃないんですけど、ただ単に、何というんですか、意外なことがおこっちゃったんで、パニック状態になっちゃって、それで、もう、とっさのことなんで何のためと言われても、ちょっと分からないです。」
「二人が倒れた後、あなたのほうでは何をしていたんですか」
柴嵜「わたしは別に自分で何をしようというか、ただ単に、その警官が棒で殴ってきたり、最後の方は銃を抜こうとしたんで、そういうのを防いでいたという、ただ、それだけです」
「…………」 「で、一緒に倒れているとき、あなたの方では何をしようと思っていたんですか」
柴嵜「警官が私を殴ったり、いろいろするんで、それをよけているとか、防いでいるとか、そういうことです」
柴嵜の語る取り調べで起きたこと(時期や状況不明の発言)
どういう状況や時期の発言なのかは詳しく書かれていなくてわかりませんでした。
上告趣意書の文脈としては、柴嵜の受けた取り調べで誘導尋問があったり調書に問題があるのでは?という主張のところです。
「最初は、普通に『ナイフ以外の武器を考えたことはあるか』って聞いてきたので、私は『ありません』って答えました。そのことは、それで終わったみたいだったんです。でも、事件とは関係ないというか、『例えば』というふうに言ってきて、『ナイフじゃなくて、紐だったらどうだ』とか『バットを使ったらどうだ』とか聞いてきたんで、ああ、そういうのを使えば、どうなっちゃうとか、私は想像して言いました」
というにも拘らず員面調査上の記載では(平成元年六月一四日付け)、「ナイフ以外の武器は考えておりませんでした。バットで殴れば頭がグチャグチャになってしまうし、紐で締めてもなかなか死なないので駄目だと思っていました」という記載になっているように……(以下略)
これで以上です。
最初に取り調べ時の発言のものを載せないと書いたのは、このように弁護士が指摘しているためです。
情報提供のおねがい
私自身は
・柴嵜正一とは全くの赤の他人で面識は一切ない
・ただ資料を集めたり、調べているだけ
なので、公開していること、されていること以外はほぼ全く知らない状態です。
些細なことでも全く構いません。真偽が不明なものについてもこちらで検証いたしますので遠慮なく教えてください。
柴嵜と喋った、会ったことがある、人づてに知っていることがある等……何らかの情報をお持ちの方はぜひ、私のTwitterアカウント(https://twitter.com/SSAO31524894)にDMをください。
ただ、返信がだいぶ遅れてしまうことがあるので、その時はごめんなさい。
寄せられた情報はなるべく公開させていたいだきたいと思っていますが、「これは秘密にしてほしい」「自分の素性は隠して欲しい」ということがあれば公開しないこともお約束します。
TwitterのDMはハードルが高く感じたり、アカウントを持っていないという方は、こちらの質問箱をDM代わりにお使いください。
また、それ以外の情報提供、質問、その他メッセージなども受け付けておりますので、お気軽に送ってください。よろしくお願いいたします。
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