ナイジェリアの、世界で唯ひとつの喋る文字

先住民言語の国際年?
そんなん、あったんかいな捻り。平成31年(令和1年AD2019年)だ。
ナイジェリアは、地方君主の王様が、沢山いる。日本のイメージでは、
大名、殿様みたいな感じか。
オグントシン王(当時43歳)は、語る。
https://jp.globalvoices.org/2020/12/10/56288/

中卒後に学業を断念、苦労した王様だ。
「ヨルバ人の首長」と上記の記事には書いてあるが、ヨルバ族の全体の王様、ではないぞ。
ヨルバ人は、3000万人くらいおるねん。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ボビー・オロゴン

日本での有名人だと、この人がヨルバ人だ。
https://www.news-postseven.com/archives/20220505_1750652.html?DETAIL

ヨルバ人は、日本に似ている。
完全にキリスト教化されず、ヨルバ神道が残る。
https://ja.wikipedia.org/wiki/オリシャ_(曖昧さ回避)

日本が神仏混淆だった様に、ヨルバは神神混淆だ。キリスト神と伝統神。
前にも書いたが、英語では、唯一神と諸神では単語が違う。Godとdeityだ。
今でも村々、道際に、祠があると云う。
天孫降臨神話も、ある。
かつて、ヨルバの神武天皇、オドゥドゥワ王が聖地・高千穂イフェに降り立ち、既にその際に文字を持っていたと云う。
ウソや。
降臨したの、神武天皇やなくて、瓊瓊杵尊(ににぎ)さんや。
近年になってオグントシン王は神懸かり民族文字の夢を見、オニコイ上級王に相談したと云う。
「世界でただ一つのしゃべる文字」?、意味わからん。
訳が、適していないのか?
しゃべる文字、とは、ラテン文字だとヨルバ語は言文一致できないので、オドゥドゥワ文字なら喋りと一緒やねん、と云う意味なのかも知れない。
á à ā é è ē ẹ ẹ́ ẹ̀ ẹ̄ í ì ī ń ǹ n̄ ḿ m̀ m̄ ó ò ō ọ ọ́ ọ̀ ọ̄ ú ù ū ṣ
ヨルバ語の、ラテン文字の例。
結構、大変そうだ。

新しい文字体系は、紙に書く分は良いが、今や文字コードがないと電子処理やりづらいから、大変だ。
古代エジプト諸国家は、割とある。上エジプト、下エジプトは、単一国家ではなく、群雄割拠だ。
古代メソポタミア諸国も、ウルとかキシュとか色々ある。
古代ギリシア諸国も、スパルタとかテーベとか、色々あってね。
古代中国は、夏から殷。と云うこともなく、殷代の並列諸国があり、可也の多数が中国語版Wikipediaに記載がある。
でも、現在は使っていない漢字の国名が可也りあって、文字コード、ないねん。Wikipediaでは画像で諸国リストを書いている。
https://zh.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B9%E5%9B%BD

オドゥドゥワ文字は、OSで使える文字コード化はされていない様だ。
まあ、上記のように、ラテン文字に符号を付けた方が無難なのだろう。オロゴンさん。

英語の「文字」に対する単語はアヤフヤなので、和訳分は時折、誤訳が散見される様だ。
 シンボル
 グラフ
 キャラクター
 レター
 スクリプト
 アルファベット

シンボル・原始人の絵文字みたいな奴。
グラフ・エジプト文字、マヤ文字クラス。
キャラクター・漢字クラス。
レター、スクリプト・一般。
アルファベット・子音と母音が別々の文字。広義だと音節文字も含まれる。
って、感じ?
片仮名のことをジャパニーズアルファベット、と呼んでいたので、何かと思った。
日本語は、なんでもカテゴリを表す語尾を付けたがるが、英語は、そうではない。
ルーン文字は、ルーンズ。
インダス文字は、インダススクリプト。
線文字Aは、リニアA。検索すると川勝知事閣下が出てくるぞ。
神聖文字は、エジプシャンヒエログリフズ。

まあ、レターとかスクリプトだと、「文章」と誤訳するよね。

ヤクザは、国の秩序を担う、大切な存在である。
その昔、警察とヤクザは、協力して日本の秩序と平和を守った。
それが崩れたのは、ヤクザがアメリカ権益に手を出したので、宗主国アメリカから、「ジャパニーズマフィア、自国でなんとかせいや!」とアメリカから怒られちゃったから、だ。
https://keibiin.net/kyo-hou-boutai.html

アメリカから叱られて暴対法を作ったのか、暴対法が出来た後で権益に手を出したので、運用を厳しくしたのかは、忘れた。ヤクザ屋さんが、銀行口座を作れなくなった頃、かも知れない。

なんでナイジェリアには、地方君主の王が沢山いるねん?
インドネシアにも、沢山いる。インドネシアの公的な地方君主は、1人だけだ。インドネシアの独立に貢献した1つの首長国のみ、スルタン位を現在でも認められている。
NHKの地球ドラマチックのマゼラン回で、インドネシアの非公認の地方王とその首相が、出ていた。
他、インドにも、まだ藩王は、いる。ラジャとか、マハラジャだ。
キリスト教国でも、地方君主がいる国も、ある。

多分、地方君主が今でも存在する理由は、こうだ。
 裁判権、軍事権、徴税権、外交権、などは、ない(笑)。
 ヤクザの親分みたいなものである。
 地域の、氏子総代みたいなものでもある。
 徴税権は公式にはないが、地主の場合があって貸地料が入ってきて、
 裕福である場合も。
 他、みかじめ料、お布施、仲裁料などもありそうだ。
 裁判権は公式にはないが、ヤクザの親分さんの裁定とか、あるやろ。
 軍事権や警察権も公式にはないが、ヤクザの親分さんなら、若い鉄砲玉と
 か兵隊(組員)おるやろ。
 外交権は公式にはないが、私的なお付き合いや。

キリスト教国の地方君主は、殆どが南の島の酋長さんである。

日本だって、平成前期くらいまでは、ヤクザ屋さんが民間法曹の一旦を担っていたから、発展途上国なんて今でもそんなもんだろう。日本の民間法曹ヤクザは、事件屋とか解決屋とか呼ばれた。
https://tokyo-malaw.jp/troublelaw/jikenya/

最近、NHKは、この辺りを大河ドラマによく折り込んでいるな。

地方の訴えを、鎌倉の武人や、平安京の貴族が吟味する場面が、ある。
そこはホレ、発展途上国ならば、鎌倉時代、平安時代より、法曹制度は前近代的や。
日本だって、地方には弁護士空白地域が多いから、親分様が地域の秩序に貢献して、相談ごとの判決を下す地域が、今でもあるらしい。
昔は、世界の地方君主の一覧の日本語版もあった気がするのだが、今は、
無いじぇりあ。




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