ルワンダ虐殺

池上さんが出て、NHK特番があった。
https://www.nhk.jp/p/tokikaketv/ts/WQGK99QWJZ/episode/te/5KRG4VJ122/

バナナ畑に、逃げた。
そんな、バナナ。

フツ族とツチ族?
そんなの、ベルギー人が作った、人工民族だわ。
https://www.kantahara.com/entry/what-is-Rwanda-genocide1

そうでも、ない。

神様は、大きな人と、小さな人を作った。
そして両方に、同じ言葉を与えた。
そんなルワンダ神話が、あるらしい。

そして、王がやって来た。
王は、イマナ神の子孫。王ブウィンバは、ルワンダ人を支配した。
https://kotobank.jp/word/ルワンダ王国-878611

ベルギー領になる前から、古代ルワンダ王国はあったので、それなりの区別はあったのではないだろうか。
だが、民族、種族と云う程の差異は、ない様だ。

ベルギー人は、顔判断などで、ツチ族とフツ族を分けたと云う。
元は、同じ民族で、牧畜の民、と、農耕の民、がいて身体的特徴が異なっていた。
狩猟の民、は明らかに別民族であるが、言葉は同じだと云う。

ツチ族は、エチオピアからやって来たと云う。
https://www.slopachi-quest.com/article/hey-kagami/

HEY!カガメ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ポール・カガメ

ルワンダ紛争後、政権は少数派ツチ族が奪還。
ツチ族のカガメ大統領は、確かにエチオピア人に、似ていなくはない。

考古学(?)、遺伝子調査などからは、エチオピア人とツチ族の関連は、見いだせないらしい。
ただ、北部の方からやって来て、王国を作ったのは事実らしい。
先住民は、狩猟の民、トゥワ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/トゥワ

現在は、ツチ、フツ、トゥワは、同じ言葉を話す。今は。他国のトゥワの近似部族は、違う言語らしい。ヒグミー系である。
王国の支配層は、牧畜の民。ツチ。
農耕の民を、支配した。
そんな、バナナ。

1200年代ごろ、建国。
どうも、ツチ族だけではなく、フツ族も北からやって来たらしい。
だが、エチオピアではなく、チャドの方からだったらしい。
後には、王国の下、40諸侯の藩邦があったと云う。
https://kotobank.jp/word/南面官・北面官-2129264

牛面官(ツチ)、と地面官(フツ)の両官が、ツチとフツを別々に統治したと云う。
全体の統治者は、ツチ族である。
牛面官と地面官の英文原文は、Chiefs of cattle、と、Chiefs of land、だ。

刑法も、ちゃんとあった。
ツチ族がフツ族を殺した場合は、報復殺は1名。フツ族がツチ族を殺した場合は、報復殺は2名だったと云う。倍返しだ。
ゴワッパー5ゴーダムだったか、キャシャーンだったか、忘れた。報復殺は
5名ではなかったか?
https://ja.wikipedia.org/wiki/ゴワッパー5_ゴーダム

https://ja.wikipedia.org/wiki/新造人間キャシャーン

多分、後者で、ロボット1体やられたら、人間5人、殺ったるわ、とか、
ブライキング・ボスが言っとらんかったか?
統治の歴史があるかどうかで、現在のアフリカ諸国の国の在り様も、変わって来るだろう。
まあ、刑法、と云うより、掟、か。
https://ja.wikipedia.org/wiki/口蹄疫

ツチの飼っている牛が病死してフツになったり、フツが牛を入手してツチになったりした例も、あったと云う。
ルワンダのカースト、ルワンダの士農工商に準える学者も、いるらしい。
武将はツチ、足軽にもツチが基本だが、フツも雑兵として混じることもあったらしい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/普仏戦争

ナポレオン3世、捕虜になる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ベルリン会議_(アフリカ分割)

明治17年(1885年)、ベルリン会議。
後出しのベルギーとドイツ、植民地を欲しがる。
沿岸部は、既に分割済み。ドイツの支配権がルワンダに及ぶ。
ルワンダのキリスト教化は、明治30年(1897年)に宣教師が来てからと、かなり最近である。
ドイツは、ルワンダ王国から上納金を得る(徴税)べく、コーヒー栽培など外来作物を導入した。
そんな、バナナ。
フツ族より、ツチ族の方がキリスト教に対する理解が、高かったと云う。
https://ja.wikipedia.org/wiki/青島の戦い

ドイツ、敗北。植民地を失う。
https://www.iwanami.co.jp/book/b260009.html

国連は、委任統治をベルギーに任す。
ベルギーの支配となってから、キャッサバ、トウモロコシ、ジャガイモが移入された。
そんな、バナナ。
換金作物は、相変わらずコーヒーだ。
監視役は、ツチ族。
コーヒー作って、餓死者が出る。
そんな、バナナ。
英領ウガンダは、コーヒー栽培の強制がなかったので、ウガンダに移住したルワンダ人フツ族も多かったと云う。
そんな、バナナ。
昭和6年(1931年)、以前よりの民族研究の結果、ツチ族とフツ族を固定。ベルギーの現地当局は身分証明書制度を開始した。
実際、ツチ族とフツ族は、外見的にも差異があったと云う。
牧畜の民、ツチ族は、牛乳飲んでいたからじゃね?説、も有ると云う。
そんな、バナナ。
https://allabout.co.jp/gm/gc/491348/

昭和10年(1935年)以降、身分証明書に、部族記入が行われるようになった。
また、牛10頭以上の飼育で、フツ族からツチ族への昇級制度もあったと云う。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ムタラ3世

ムタラ3世ルダヒグワの治世下、ウブハケ制とウブレトワ制が崩壊に向かう。ルワンダ封建制とも云われる。
ウブハケ制は、フツ族が、ツチ族に対する奉仕、奉公と、その代価としてのツチ族が所有する牛の使用権。
ウブレトワ制は、ツチ族が所有する土地の、フツ族への配分、農耕権。
これらの制度である。
制度の崩壊は、ベルギー当局の意向であり、廃止は、王制廃止まで待つことになる。
ルダヒグワは、昭和34年(1959年)予防注射死した。
そんな、バナナ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/キゲリ5世

王位は、弟のキゲリ5世ンダヒンドゥルワが継ぐ。お注射を打ったら死んじゃった、と云うセンセーショナルな崩御だったので、暗殺説も、ある。
ベルギーは、民主主義国。多数派フツ族への支持に転換する。
昭和34年(1959年)、フツ解放運動党が結成される。
フツ解放運動党が挙兵。万聖節の騒乱と呼ばれる。駐留ベルギー軍は兵力300人。治安を維持できない。コンゴから援軍を呼ぶ。
国王キゲリ5世は募兵により立ち向かおうとするが、騒乱拡大を恐れるベルギー当局は許可しない。
だが国王はフツ族勢力に抗し切れず、民兵を持って対抗する。
ツチ族政権の維持は無理と悟ったベルギー当局は、多数派フツ族での安定方針に転換する。
https://en.wikipedia.org/wiki/Guy_Logiest

https://en.wikipedia.org/wiki/Jean-Paul_Harroy

ベルギー人の総督ハロワ、駐留軍司令のロジエストの意向が強かったとされる。
昭和35年(1960年)、国連介入。国連は、選挙は時期尚早とするが、ベルギー当局は選挙を強行。フツ解放運動党が勝利。
昭和36年(1961年)、今後のことを考え、国王キゲリ5世はコンゴのキンシャサに国連ハマーショルド事務総長を訪ねるが、その間にフツ解放運動党は行政権を奪取。選挙の勝利に続き、選挙に敗北したツチ族を狩る。
とは云え、まだ公務員等はツチ族が優勢だったと云う。一般人は、国外に逃げたツチ族も、それなりにいた。

昭和38年(1963年)12月、ブゲセラ侵攻。ルワンダのブラッディクリスマス。
国外に逃亡したツチ族の反攻である。
フツ族政権は、ベルギー軍の協力により撃退した。
フツ解放運動党は、対抗してツチ族の政党を解党に追い込み、ツチ族の議員、政治家を全員処刑した。
また、政敵のフツ族政党に対しても、同様だったと云う。
https://life-purasu.com/mushi/gokicyan_stop.html

その後、フツ族とツチ族の争いは鎮まる。
代わって、相変わらず貧困にあえぐフツ族の不満が鬱積する。
昭和48年(1973年)、フツ族の開発国民革命運動(党)は、武力でフツ族のフツ解放運動党から政権交替する。
https://ja.wikipedia.org/wiki/開発国民革命運動

ハビャリマナ大統領の、長期政権。
ツチ族は、政権、公務員から追放されたらしい。
だが、経済人としては許し、共存の期間だったと云う。
平成6年(1994年)、ハビャリマナ大統領の搭乗機が撃墜。
https://ja.wikipedia.org/wiki/イニェンジ

イニェンジ。
ルワンダ語で、ゴキブリ。
ラジオでも、そう放送されたと云う。
ツチ族の勢力に撃墜されたとして、ツチ族がフツ族に狩られる。
国外から、避難していたツチ族が、武力反攻する。
ウガンダ内戦に協力して、軍事力を付けたツチ族のルワンダ愛国戦線だ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ルワンダ愛国戦線

それ以前から、ルワンダ愛国戦線の一部部隊は、和平に向けて政府との協定により、首都キガリに駐屯していた。
ツチ族のルワンダ愛国戦線は、フツ族の内紛で大統領が暗殺されたとして、国境の本隊を招き込む。
フツ族の開発国民革命運動(党)は、ラジオでゴキブリ対応を訴える。
決して、ツチ族を(ぴ~)しろとは、言っていないと云う。
ツチ族のルワンダ愛国戦線の軍事組織の本隊の侵攻と、フツ族のルワンダ政府軍との戦い。
フツ族住民による、ツチ族虐殺。並行して行われる。
100日間。
ツチ族のルワンダ愛国戦線の軍事組織が、フツ族の政府軍に勝利。
内戦と虐殺が、終わる。
ツチ族のルワンダ愛国戦線の軍事組織の司令官カガメは、フツ族の
ビジムングを大統領に据えた。自身は、国防相兼副大統領。
カガメは、後に大統領に昇格。更に選挙で大統領に当選し、現在に至っている。
そんな、バナナ。

ベルギー当局の支配言語は、フランス語だったと云う。
ツチ族のルワンダ愛国戦線は英領だったウガンダから反攻したこともあってか、公定ヨーロッパ語はフランス語(ベルギアン・フレンチ)から英語に移行されていったと云う。
ボンジュール、は、残っているらしい。

そんな、バナナ。

尚、ブライキング・ボスの実写版は、唐沢くんだ。

そんな、バナナ。

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