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電験三種の講習で勉強したら合格した話。

第三種電気主任技術者。 多くの同志が時には乗り越え、時には散って行った電気界のラスボスと言える資格。 独学では限界を感じ、近くの講習会に参加。基礎講座から始め2年で合格した体験談・勉強方法を熱く語ります。

なぜ電験三種なのか?

大学時代は文系だった私が、なぜ電験三種の資格取得を目指すことになったかというと、
当時私は6.6kV受電の工場で働いており、かなりご年配の方が電気主任技術者として保安監督をやられていました。
その方が、ある日突然工場長と大喧嘩をしてしまいそのまま辞めてしまいました。(正確に言うと飛んだ)
突然の出来事に社内では外部委託をしようと話も出ていましたが、例の喧嘩番長、、、否、工場長が「〇〇君が二種工事士持ってるからそのまま取らせたらええねん!」そうです私の事です。。
ここから、電験三種の免状取得を目指して2年にも渡る壮絶な日々が始まったのである。
※ちなみにその間は系列の別工場から主任技術者の方が来ていました。

まず始めに

私こう見えて電験三種や電気工事士以外にも色々な資格を持っていまして、ボイラー技士や、消防設備士、漢字検定など(笑)
毎回必ず「この資格を絶対取るぞ!!」となった時に一番最初にやるのが、【徹底的に調べる】ということです。

●資格の難易度は?
●勉強時間は?
●合格率は?
●試験日・受験申請日は?
●資格手当て出るよね??

などです。
うちの会社では資格手当てが月30000円も出るというので兎に角頑張りました!

令和5年度 第三種電気主任技術者 資格・受験詳細

■資格の難易度は?

★★★★☆4つ星(難解)
第三種電気主任技術者は高い専門性と広い学習範囲が原因でむずかしい試験と言われています。

難易度の高い資格 (高度な専門知識を求められる)(合格率)
司法書士 (4%)、社会保険労務士 (7%)、一級建築士[学科] (18%)、マンション管理士 (9%)、電気主任技術者 (8%)

合格率だけで見ると一級建築士より難しいことが分かります。

■勉強時間は?

勉強時間は人によって変わってくるかと思いますが約1000時間くらいだと言われてます。
私の場合は二種工事士を持っていてある程度の基礎ができていたので約700時間くらいだったと思います。毎日1時間勉強をして2年掛かりました。

■合格率は?

令和4年度下期の合格率は、
全科目、100点満点で60点以上で、合格率は15.7%。
合格率が7%の年もあったので少し上がっていますね。

■試験日・受験申請日は?

令和5年度は上期試験と下期試験の年2回の試験が行われます。

■受験申請期間
【上期】5月16日 (月) ~ 6月2日 (木)
【下期】11月21日 (月) ~ 12月8日 (木)
CBT方式・筆記方式共に同じです。

■試験日
【上期】
CBT方式 / 令和5年 7月6日(木)~ 7月30日(日)
筆記方式 / 令和5年 8月20日(日) ※合格発表日:令和6年 9月上旬頃Web公表
【下期】
CBT方式 / 令和6年 2月 1日(木)~ 2月25日(日)
筆記方式 / 令和6年 3月24日(日) ※合格発表日:令和6年4月中旬頃Web公表

毎年試験の申込みを忘れてしまう方いるので気を付けて下さいね(^▽^)/

試験の詳細は試験センターに記載してあります↓

講習会に参加してみた!

電気と言えば定番のオーム社のテキストを購入して三ヶ月ほど独学で勉強。
全く分からない、、なぜこうなる?なんでこの式になる?
心が折れそうになった時に職場の先輩に言われました。「講習会に行けばええやん!」

『電験三種・講習会』で調べると色々な講習会が出てきます。
ユーキャン、TAC、JTEX、オーム社、能セン、などなど。

かなり悩みましたが、家から会場が近かった、ロゴが良かったという理由で参加したのが能センの講習会。科目合格率95%に惹かれました。

受講した講座は基礎講座・理論・電力・機械・法規・模擬試験。
テキストはオリジナルテキスト。添削問題・提出課題など。
講師の分かりやすい講義、初歩的な質問も20分くらいしっかりと丁寧に説明して頂きました。
テキストも分かりやすく平日は家で勉強、土日は講習会という毎日。

講師の先生が「過去5年分の問題」をひたすら解くように言われたので毎日解いていたらいつの間にか学力が上がりなんとか2年で全科目合格することが出来ました!やった!!!

私の勉強のやり方としては
●毎日→過去問題(過去5年分を数回~時には数十回解きました)
●能センのテキストで予習→講習会→すぐに復習
これを合格するまでずっと繰り返しました。

電験三種の講習会は色々とありますが、私は能センの講習会をオススメします!

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