結局どの参考書が役に立ったの?
結論から言うと「黒本」1冊で十分でした。
私が筆記の勉強で使用したのは「すい~っと」「黒本」+公式からDLできる過去問。
それぞれのメリットとデメリットを挙げていきます。
第1種電気工事士筆記試験すいーっと合格
メリット
・要点のみを押さえた簡潔な解説
・絵による解説が多く理論より印象で頭に入りやすい
・配線、複線図を重視するので確実に配線、複線図で点取りできる
・索引がある
デメリット
・要点しかないので理論より答えだけを丸覚えになりがち
・ゆえに応用問題がフォローできない
・頻出問題しか掲載されておらず新問や捻りに弱い
はっきり言いますが「すい~っと」だけで一種の筆記を通るのは困難です。
二種で圧倒的な支持があるゆえに、一種でも期待してしまいますが
思うほど役に立ちません。
第一種電気工事士筆記問題集 (黒本合格シリーズ)
メリット
・過去問全体を網羅した細かな解説がある
・過去10年分の問題がすべて掲載されている=過去問集をやる必要がない
デメリット
・でかい重い厚い
・情報量が多すぎて要点を絞るのに根気がいる
・索引がなく、どこに何が載っていたか探すのに時間がかかる
過去問を網羅しているので、短期間で極めたい人はこれを1周すれば
それでいけると思います。量多いですが。
余裕があれば+試験の雰囲気を見るのに過去問をやればそれでいいかと。
以上、主観ではありますが参考書についてでした。
来年以降の受験者さんたちの糧になることを願って。
(2016年10月04日)