chatGPTで施工体験記述は合格できる?
施工管理技士の試験というのは、筆記だけでなく実践経験を試される「施工体験記述」の部分が存在します。これまでの経験を整理してストーリーにするのはもちろん、それを用紙にまとめあげるのは一筋縄ではいきません。そんな折、最近話題になっているAI、chatGPTの活用を試みました。
まずは、chatGPTが答えを出すまでに施工管理技士の試験を見事にクリアすることができるか、この部分について試みました。しかし、正直なところ、現段階ではchatGPTだけで合格するのは難しいという結論に至りました。それは、施工体験記述は個々の経験や見解を問うものであり、またAIでもchatGPTも情報を学習するには限度があるからです。
しかし、その一方で、chatGPTを学習のアシスタントなら有用性を感じることができました。
例えば、特定のテーマについて思考を整理したいときや、あるいは新たな知識を研究している中で思わぬ発見があったときなど、chatGPTとの会話を通じて視野が広がり、新たな視点を得られることがありました。
特に魅力的だったのが学習の集中力をキープする力です。
いわゆる自習タイムであれば、不明点や学びたい事柄が出てきた際に、それを改めて自分でインターネット検索をするようなことはなく、chatGPTに質問するだけで結構なレベルの解答が得られます。これはもちろん省エネルギーだけでなく、ネットサーフィンで時間を浪費するリスクも低減します。
詳しくは電気工事士デポの記事(https://libertablog.com/chatgpt)でも紹介していますので、一度チェックしてみてください。AI技術が進化を続ける今日、私たちはその恩恵をどう活かすかが問われていると思います。施工管理技士の試験だけでなく、様々な学習においてもその可能性はたくさんありますので、ぜひ一度試してみてください。