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にゃんむうほうれんそう⑤
新興宗教の混乱は近代に入ってからで、創価学会と日蓮宗の歴史など。大石寺とその後の取り壊し、阪神大震災、地下鉄サリン事件でうやむやになったところまででも自分で調べてみないと、年配の信者がなんでああなっているか。
桜咲く大石寺の写真でなぜあそこまで号泣するか。世界の中心だったころを知っているから、今のお山にも行くことができない人たちがたくさんいることとか、若い世代や子育て世代が本当に呪いのように信じてしまっている様々なこととか。
いろいろ見ても、法論対決や宗教の読み物としては興味を持てるけど、いざ生活の実証で示せとなるとファンタジーで済まないから自己啓発完了しましたみたいな眼の据わった人達になっちゃう。
池袋には湘南新宿ライン一本でこれるから顕彰会の人も昔(20年前)から啓蒙新聞持って布教活動している。
新聞の恋文渡し。跪いて横断歩道で信号待ちしている人に「これを貴方に読んでほしいです。」って言って渡す人。ああいう人って眼力強めですよね。
言っても仕方ないけれど、大石寺の取り壊しさえなければここまでこじれなかったのではないか。
今みたいにSNSやら何もないし、関わったのは上の人達だけで、取り壊す事を知るすべは新聞だけ、それぞれの地区の情報だけ。
会館のでかいパラボラで信濃町と同時中継をしていたので、この時は
どういった事を言っていたのか。
奥さんだけ信者の人の家庭では、新聞は連日【正宗批判】でご主人が恐れるのも無理ないような内容だったらしい。
「恥ずかしいから辞めてくれ」ではなくて「恐ろしいから関わりを持つな」が本心だったのではないか。
それにしても阪神大震災と地下鉄サリン事件が同じ年に起きているとは、信じられない。
富士山と桜と真っ白な大石寺。あれ以上の美しいものはこの世の中にない。