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短歌ブームとTwitter

最近の短歌ブームは、目を見張るものがあります。書店では短歌関連の書籍が平積みされていますし、テレビでも短歌番組が人気です。我家の奥さんも時流に乗っかって、短歌にハマっています。NHKのテキストを買って、俳句にチャレンジしているようですが、なかなかうまく行かないみたいです。

短歌には自由律短歌というのもありますが、基本的には5・7・5・7・7の31文字で構成されます。俳句や短歌のように、字数に制約がある文学表現は、中国の絶句や律詩以外には無いように思います。字数に制限があるのは一見不自由のように感じますが、全く制約が無いとかえって句が作り難いでしょう。

三十一文字みそひともじという字数は、短い言葉をつぶやくTwitterなどのSNSと親和性があるようです。Twitter界隈では、有名/無名な人達による数多くの短歌が呟かれています。そのことに関連して、我家の奥さんからTwitterに関する面白い話を聞きました。

妻も時々、短歌を呟いているのですが、見て/読んでくれる人は多くても数百人程度です。ただし、「短歌は難しい」という主旨のことを呟くと、途端に読者が増えるとのことです。多くの人は、”短歌を呟く人”より”短歌に悩む人”に共感しているようです。これも短歌ブームの影響なのでしょうか・・・。

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