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”反面教師”は、教師(学校の先生)以外にも使われますが、これはリアルな先生の話です。通常は、好印象で忘れられない先生のことを書く人が多いと思いますが、ここでは真逆のパターンを紹介します。
私が通っていたのは田舎の小学校だったので、のんびりしていて、おおらかな先生が多かったのですが、その先生はミスター管理教育みたいな強烈な個性を持った先生でした。まずは、ノートの書き方から注意を受けました。その先生の方針で、ノートの左端から3センチのところに縦線を引き、この左部分に日時や項目を書くように細かく指示されました。また、手を挙げて発言するときには、発言の最後に「だと思います」を必ず付けるようにと指示されました。その先生の説明によれば、その発言内容が合っているのか間違っているのかわからないので、「だと思います」が必須だそうです。
その先生が担任になってから、ホームルームの時間や道徳の時間は、全て計算ドリルや漢字ドリルの時間になりました。また、今までの体育はドッジボールなどの遊びのような授業でしたが、怪我をさせたくないためか、その先生はラジオ体操しかさせませんでした。さらに良くないことに、その先生は、勉強のできる一人の女の子だけをエコ贔屓していました。噓でしょう、そんな先生がいるの、と思われるでしょうが、本当の話です。幸い、なぜだか1年間で担任が変わりました。保護者の中には、子供の学力が上がったと喜ぶ意見もあったようですが、その1年間は、毎日が牢獄に通う囚人みたいな心境でした。
悪い意味で、今でもこの先生のことは忘れられません。しかし、この先生のお陰で、”反面教師”をリアルに体験できました。この先生みたいには絶対なりたくないと、固く思いました。しかし、人は謙虚さが必要です。常に、「自分も同じ事をしてるかもしれないので、この機会に改めよう」という自戒が必要ですね^^。なお画像は、反面教師の勝手な私のイメージです。この文章とは全く関係ありません。似ている人がいたら、ゴメンナサイ。