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日本語教室、はじめました

夫の生まれ育った村、ケデルプール

ん⁉️毛出るプール🏊‍♂️💦

そんなダジャレは置いといて…
バングラデシュの首都ダッカから、車で約3時間の田舎

我が家も紆余曲折、山あり 谷ありなんとか、この田舎に家を建てはじめ、こじんまりとですが、日本語教室をはじめました。

いま、通ってきてる若者たちは、村の知り合いなので、1円も収入にはなっていないのですが、

日本について、日本語について伝えるということは、私にとって、日本を改めて外から見つめる大切な時間になっています。

我が家も夫の日本語習得のために、いろいろな本や講座を見たり参加したりしてきましたが、

結局、ピタッとくるものがないため、教科書も授業のたび、オリジナルで作っています。

英語をあいだにとおしたりせず、日本語とベンガル語だけ!そして日本・日本語至上主義の上から目線教育ではなく、お互いに歩み寄っていける距離感や温度感、

そこを一番のこだわりにするため、いままでの結婚生活で、もしかしたら、最も夫婦2人が力を合わせてるかもしれません(笑)

バングラデシュの伝統的なお料理 ボッダ

今日は、夫がメイン講師でレッスン、その間、私はZoom会議があったので

腹ペコなまま、夕飯が作れていなかったのですが、そんな時、ご近所さんが、バングラデシュの伝統的なお料理ボッダを届けてくれたのです😭

しかも、これ、佃煮みたいなものなので、1種類作るのもなかなか大変なのに9種類も😭

そんなこんなで、いろいろありながらも、小さな一歩一歩を大切に進みたいなと思います。

この田舎で、日本語の先生をしてくださる方も、募集中です。無償ボランティアになりますが、個室と食事は提供します。

のどかなバングラデシュの田舎

私が2005年に初めてこの村に来たときは、子育てに追われ、仕事に追われ、将来なんて1ミリ先も見えず何者でもない自分にただ焦り、

目の前にあった小さな幸せに気づくことが出来ませんでした。

しかし、そんな私の目の前には、何者でもなくても、お金もなくても、みんなで楽しそうに他愛ない話をしながら、日向ぼっこしたりお茶しながら、どこかの誰かさんのおうち用の大きな生地に刺繍をする奥さんたちと、誰の赤ちゃんかわからないくらいみんなで面倒みてる小さな命がありました。

その圧倒的な場面に、私のちっぽけな悩みや、意味のない焦りは、一瞬で消えたのでした💓

初めてのバングラデシュ訪問前は、正直言えば、日本の暮らしや日本人のほうがよほど優れていると思っていました。

しかし、あれから20年。

私は、どちらの国も素晴らしいところがあると同時に、それぞれ問題や課題を抱えていると思っています。

二つの拠点を行き来しながら、双方にそのことに気づく視点を少しずつでも伝えていくこと🇯🇵🇧🇩

それが私の使命なのかなと思っています。

興味のある方は、メッセージください。お互いに理解し合える関係性が築ける方と繋がることができましたら幸いです。

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