【マッチングアプリで100人とデートしてみたら】合コンの2股クン #1
もうタイトルからしてネタバレしちゃってますよね!
いやでも私の毒女人生において、彼はやっぱり外せない!色んな意味で。
ってことで書いていきますね。
ちなみにその2股クン+その後 出会ったなかなかクソな男性たちとの恋バナ(←死後?)を元に書きあげた「2股のかけられ方」っていう小説を別サイトで公開します。
【E★エブリスタ】で公開中!「2股のかけられ方」はコチラ!
https://estar.jp/novels/13492677
…ちょっとだけ自慢していいですか?
総閲覧数226万っていう、自分でもビックリするくらい人気が出たお話です、実は!ありがとうございます!
まぁ、別サイトで書いた話は、めっっっちゃ長いので、暇つぶし程度によかったら覗いてみて下さいね!(宣伝)
ここではもうちょっと簡潔に書いていきます。
「マッチングアプリ」は私が社会人になってからようやく普及し出したので、それまでのお話は、リアルな出会いが中心になります!
お楽しみください!
【合コンをしよう】
2股クンとの出会いは、大学3年生の時。
私が、男友達はいたけど、彼氏はできたことがないっていう純情少女だった時代。
同じ専攻の友人、Aちゃんからの紹介で、2股くんと合コンをすることになった。
純情な私は、合コンなんてもの、ほとんど行ったことありません!ドキドキです!
男性側の幹事は2股クン、女性側の幹事はAちゃんだったんですが、急きょAちゃんが都合悪くなり、私が幹事をやることに。
そのため、2股くんとは事前にメールでやりとりしてました。(この時代にLINEはまだありませんヨ!)
と、ここまでが基本設定。
では、早速 合コン当日のお話しますね!
【合コン当日】
「はじめまして」
待ち合わせ場所でそう言って笑顔を向けた彼に、私は早々にノックアウトされました。
え、カッコイイ!
身長は、正直もうちょっと欲しいところではあるけど……お顔立ちが整っていらっしゃる!
そして服装も当時流行していたB系のダボッと感を出しつつ、汚い感じはなくて何だかオシャレ。(年バレるね!)
今考えるとそんなに長くはない御足(やだ、遠回し!)をさらに短く見せる腰パンも、その時はなぜかカッコよく見えたよね、不思議!
「じゃあ、行こっか」
合コンは、一人暮らしをしている2股くんの大学のお友達の家で、鍋パーティーをやることになってました。
まだ会ったこともない血気盛んな男性4人と、いきなりホームパーティーなんて、危ないよ!危ないよね?
良い子はマネしないでね!
合コンするなら、絶対普通の飲食店をオススメするよ!
私は、本当に合コンにも男性にも耐性がなかったので、向こうが提案するままに話が進んでしまったわけです。
「どうぞ、入って~」
家を提供してくれたN君がそう言って、扉を開けてくれた。
私「あ!お鍋、もう準備してくれたの?ありがとう~!」
部屋に入ると、すでに具材の入った鍋がガスコンロにセットされていた。
2股クン「全然!来てもらうんだから、これくらい当然でしょ!」
私、大学で男友達はいたけど、本当に「友達」って感じで、女扱いされた経験が、それまでほぼ皆無だったんですよ。
なので、こんなことですら、心から嬉しかったし感動してしまったんです。
そして2股クンの株、ウナギ登り!
鍋パ合コンはなかなか盛り上がりを見せ、連れて行った私の友達も楽しんでくれてたんだけど、その中の一人、Kちゃんが、お手洗いから帰ってくると、そっと私に耳打ちした。
「ね、男たちさ、全員フリーってわけじゃなさそうだよね」
え!?
予想外の発言に、私は驚いた。
合コンって、フリーの男女がやるもんなんじゃないの?
私「な……なんで!?」
Kちゃん「だってね、見た?洗面台。歯ブラシが2本あったよ、しかも片方ピンク!クレンジングオイルまで置いてあった。絶対彼女いるでしょ~N君」
衝撃。
全然気づかなかった。
そして、Kちゃんの観察眼、すごい!
男の人と付き合ったことがない私には、そんな発想すらなかったよ!
N君が彼女いるってことは、もしかして2股クンも……?
私は一気に不安になりました。
そして、こういう時の女の不安って、だいたい当たるんですよね、悲しい!
その後、終電もなくなり、完全に朝まで飲むモードに突入した合コン。
危険すぎるよね。せめて終電で帰れよ、私!
重ね重ね、良い子は絶対にマネしないでね!
時刻は深夜2時。
2股クンが突然「ごめん、オレ用事あるから、そろそろ帰るな~」
深夜2時だよ?何の用事があるんだか!
今思えば、完全に女だよね。でも当時の免疫なさ子な私には、そんなことも分からないんだよ!
そんなこんなで、一人テンションが下がった私はさて置き、初めての合コンは朝方まで盛り上がり、終了。
始発で各々自宅へと帰って行きました。
【2股クンからの電話】
翌日。
2股クンから電話があったので「昨日のメンバーって皆 彼女いないの?」と探りを入れてみた。
「いないよ~。いたら行かないでしょ、合コンなんて」(←コレ!遊んでる男が使う模範解答ね。皆、コレ試験に出るよ!)
それからしばらく通話して「ごめん。オレ今からバイトだからそろそと準備しないと」と2股クンが言い出しました。
寂しい。
でもそこは精いっぱいイイ女っぽく
「そうなんだ。ごめんね、長々と。バイトがんばってね!」
なんて送り出したわけです。
「ごめんな、また連絡する!」(←コレ!コレも試験に出ます。しっかりマーカー引いといてくださいね)
この「また連絡する」ってセリフ使うヤツってね、本当にまたすぐ連絡してきてくれる純粋ボーイか、高度な遊び人か、どっちかだと思うんですよ。
2股クンの場合は、もちろん後者ね。
その場合、彼が言いたいことって「用事がある時はこっちから連絡するから、そっちからはしてこないで」ってことなんですよね。
だって、困るじゃないですか。
別の女といる時に、私から連絡してこられても。
で、言葉通り、彼から連絡してくることはたまにあったけど、私からの連絡には応答ないことが多かったんですよね~。
特に土日!
土日に連絡とれない男はロクなヤツいないです!(偏見!)
私も、もうその時点で「この男ヤバイ」って気づけよって感じですけど。
会った時は、手を繋いでくれたり、荷物持ってくれたり、ご飯おごってくれたり、抱きしめてくれたり。
今まで知らなかった「女の子扱い」をベッタベタに受けて、私はもう2股クンに、どんハマりだったわけですよ。
しかも「好き」とか「付き合って」とか言ってきたりね!完全に落ちちゃいましたよね、チョロいぜ、私!
卵から生まれたばかりのヒナ鳥が、初めて見たものを親だと思うっていう、アレですよね。
初めて「女の子扱い」してくれて「付き合って」とか言ってくれた2股クンが、私にとっては親鳥だったわけです。
ただ、当時はまだ誰とも付き合ったことなかったので「付き合って」の返事はまだせずに、ちょっとだけ躊躇してました。
しかし、少しずつ2股クンにほだされて「次会った時、私も付き合いたいって言ってみようかな」と思っていたその日。事件は起きます。
ちょっと長くなってきたので、次回に続きますね!
続きも読んでもらえたら嬉しいです!
次回、電話越しの修羅場だよ!
乞う、ご期待!