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【マッチングアプリで100人とデートしてみたら】合コンの2股クン #2

突然のメール

焼き肉屋のバイト中に届いた一通のメール。
それが私を不幸のどん底に叩き落とします。

「ごめん!もう連絡できない!」

え?え?どういうこと?
今日の朝まで一緒にいたし(体の関係はありません)、バイト前までラブラブなメールしてたのに…?何、急に?

私「どういう意味?」
2股クン「とにかくもう連絡できないから!」
私「分かったけど、理由教えて」
2股クン「ごめん。オレ…彼女いるんだ

はあああああああ!?
いや、いないって!いないって言ってましたよね、あなた!?!?
とりあえずメールじゃ埒が明かない。電話だ、電話!

私「分かった。最後に聞きたいことあるから電話してもいい?」
2股クン「彼女横にいるけど。いいならいいよ」

はい!もう、クズ!オブ!クズ!

よくこんなこと言えたな!?
逆上した私は即効で電話をかけた。

電話@彼女が横で聞いている

2股クン「…はい」
私「もしもし」
2股クン「うん」
「うん」じゃねぇ!
私「2股クン、彼女…いたの?」
2股クン「…うん、ごめん」
私「…2股クン、私のことどう思ってたの?」
2股クン「オレは…デニールのこと…」

そうそう、言ってたでしょ?ホラ。
「好き」だの「付き合おう」だの。
彼女にしたかったんでしょ…?

2股クン「妹みたい、に思ってた」

…ぅおおおい!!
彼女が横にいるからって、大ウソついてんじゃねぇ!
お前は妹にチューすんのかい!腕枕して一緒に寝るんかい!!

私「じゃあ…私に会ったりしてたのも、妹としてだったの?」
2股クン「うん」
あ――コイツ、ダメだわ。
私「あっそ!もういい!サイテ―!サヨナラ!!」

そう啖呵を切って電話を切ったものの、その夜、冷静になって考えた結果、「今までありがとう」の長文メールを2股クンに送った。
そうすることで、自分の中でけじめをつけたかったのかもしれない。

こうして、2股(未遂)クンとの関係は、無事に終わった。
…はずだった、のに。

今度は突然の電話

1週間後。
その電話は本当に突然かかってきた。

2股クン「もしもし、デニール?」
私「2股クン!?」
2股クン「いきなりごめんな?なんか…どうしても声が聞きたくて。メールありがとう。すごく嬉しかった。オレ電話であんなひどいこと言ったのに…」

本当にね!今ならそう思うけど、当時は彼の優しい声にまんまとほだされてしまったわけですよ。

私「でも、2股クン私のこと妹としか思ってないんでしょ…?」
否定待ち。

2股クン「アレは横で彼女が聞いてたからそう言うしかなかったけど…本当に妹としか思ってなかったら、電話なんかしてないよ

ハイ、この言い方!前も出てきましたよね?
2股クンが合コン後の電話で言ってた「彼女いたら合コンなんか来ないよ」のとこ。
「もし○○なら××しないよ」ってやつですね!

これって、ただ単純に「○○じゃないよ」って言われるより、何かぐっと心にきませんか?「××している」という結果が「○○じゃない」って事を、より際立たせてますよね!
この言い回しって何か心理学とかであったりするのかな?分かんないけど。
知ってる方いたら教えて下さいw

私「本当に…?」
2股クン「本当だよ。あの電話の後もずっと、デニールのことが頭から離れなくて…。オレやっぱりデニールのこと、忘れられてないんだな…」

何っじゃ、そりゃ!
何のつぶやきだよ!
つぶやくなら1人でつぶやいとけよ!
もしくはツイッ○ーへどうぞ!
気づけ、当時の私!そいつはなかなかのダメンズだぞ!

私「でも、2股クンには彼女がいるもん」

コラー!悲劇のヒロインぶってんじゃないよ!

2股クン「うん…。彼女とは別れるから、ちょっと待っててほしいって言ったら…デニール、待っててくれる?」
私「!!…うん!」

ハイ、落ちましたー!
2股クンの術中に、まんまと落ちましたー!

2股クン「よかった…。時間かかるかもしれないけど、オレ、ちゃんとするから!待ってて欲しい!」
私「うん!」

どうぞー!
入口コチラでーす!
ココから地獄の始まりでーす!

あ。
短くするつもりが、また長くなってきちゃいましたね…。
すいません、次回に続きます!

次回、男の「バタバタしてた」は信じるな!
乞う、ご期待!

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