ニューロンのお試しドロー使ってます?
遊戯王ニューロンでトップ5枚確認みたいなのあるじゃないですか。あれ便利そうに見えて罠だと思うんですよ。
あれって結局、初動の引ける安心感を一時的に得れてるだけで、あまりあの機能の結果を見ただけでデッキを弄り続けるのは良くないと僕は思います。
あそこで初動が5回中4回しか捲れなかった!5回に1回失敗するの嫌だ!じゃあ初動増やそう!ってなるの僕はうーんと首を傾げてしまいます。
しかもその引きたいカード引けてるとしても逆に引いたらダメなカードとかもデッキによっちゃあるわけですし、確立の収束を狙って何度もやってたらそのうち5回連続出てそれで良いやってなるのもそれでいいのか…?でしかないし。
デッキによって初動となるカードは様々で、単に1ターン目だけ、デュエルの出だしだけで使う初動カードや後半以降にもその初動カードに仕事を与えてる構築かどうかで初動カード群の採用枚数っていうのは都度考えるべきだと思います。
逆に初動でしか仕事のない予定のカードの類似カードを増やすならそのカードにまた別の役割を持たせることも考えていかないと後半の逆転のトップドローで何も仕事しない1枚が来て悔しい思いをする羽目になるんじゃないでしょうか。
そういった初動に別の仕事を用意しておいて後半にも役割を持たせるとか、あえて直接的にその初動に関係ないけどデッキ全体で見たときに相性のいい戦えるカードを別途採用してその戦法でも戦えるようにして時間を稼ぐとか色んな初動に対してのアプローチを考えるのも一つの手だと僕は思います。
※ちなみに僕が好きなのはあまり一枚初動に固執せず2枚初動にもなれるように展開カード等を採用して1枚初動×複数初動の掛け算方式で初手の安定感を上げるパターンです。
ここまで言ってなんですが、初動は初動!最初にひけたらいいし後半ひいちゃっても気にしない!って割り切りも勿論OK。ひとたびその初動をクリアしたらかなり完成された盤面が敷けてゲーム終わらせれるならそれで問題ないしそれでゲームできてればあなたの論理は正しいと言えるはず。
結局人によって考え方、とらえ方も変わるものは理解してますので自分の構築論を押し付けたいってことではないことは明言しておきます。
僕個人としてはあまりトップ5枚だけ見てデッキをチューニングし続けるのはあんまり得策じゃない気がするってのが今回の言いたいところです。
何度もデッキを回して手に馴染む枚数比や本当に初手にあってほしいカードタイプを見つけるのが大事だと思います。それはニューロンのお試しドローじゃわかりません。朝の星座占いチェックみたいに運試しで大会前にやってみるくらいが丁度いいんじゃないでしょうか。
経験で得られたその枚数比、カードチョイスはその人にとっての黄金比であり何よりも絶対的な採用理由になり得るのだから。
枚数がわからなくて立ち止まるくらいならまずは「デッキ」を回してみよう。対戦した経験値がきっと土台となり、答えに手が届くはずだ。さあデュエルしよう。
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