オシロスコープのプロになる
今日は実験をしました。
オシロスコープは電気信号をグラフとして表示する機器です。
1,2年生の実験でもオシロスコープを使う機会は何度かありましたが、
TA(実験を教えてくれる大学院生)に操作してもらうことが多く
使い方をよく理解していませんでした。(操作する箇所が多くて難しい)
そんな中、私の班のメンバーで実験後バイトがあり、はやく実験を終わらせないと遅刻してしまう!という危機的状況のメンバ―がいました。
普段の実験では、思うような波形が出ない時、TAにオシロスコープの調整や、配線した回路が間違っていないかの確認をしてもらいます。しかし、TAは一人で学生の班を3つも見ているので、私たちはなかなかTAを捕まえることができませんでした。
ですが、今日はゆっくりTAを待つ余裕がないので、自分たちで何とかしようと色々なボタン、つまみをいじりました。するとだんだん、どこを操作するべきか、わかるようになりました。
気が付くと自分たちの力でオシロスコープを完璧に操作できるようになっていました。
なんとか目標時刻の5分前に終わり、その実験メンバーはバイトに間に合うことができました。
人は追い込まれた状況に置かれると120%の力を出せるんだなぁと思った出来事でした。