取り残されたかわい子ちゃんたち
普段当たり前のように、土日など、休暇を使って、大人から子供まで楽しめるUFOキャッチャー。実際、私もよく立ち止まっては、取ったりしてた今日この頃。
普段、UFOキャッチャーでよくある光景。
小さい子供が、ねぇお母さん、あれ欲しい〜っておねだりして、お母さんも可愛いからつい、許しちゃうんだよね。1回ぐらいいいやろって。
でも1回では取らせてくれない、結構厄介者。2回やってもダメな時は3回やってもダメって分かってるから、お母さんは、ダメって言うのよね、でも子供は欲しいから、結局取れるまで、離れないし。ちゃんとしたお店で買った方が安いのにって、でも来ちゃったんだからって諦めないのよ。
でもね、ぬいぐるみにとっては、いつまでも閉じ込められて辛いわけ。なんも感情もなしで、ずっと一点だけ見つめてさ。君は今どんな気持ちでそこにずっと居座ってるなんて、普通そんなの誰も考えないし。そう、考えないのが当たり前。
ショーウィンドウから、君たちがたくさん笑って楽しんでいる姿を何日も何日も見てる。今日もぬいぐるみ達は、誰の家族の元に行き渡るのだろう。
そう思いながら、今日が終わり明日が来る。
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