建築情報学会という新しい流れ
こんな情報を入手しましたよ。一応界隈の情報を集めていたので、こんな記念すべきイベントにも遭遇することができました。
元々建築業界とは異なる業界から飛び込んできたので、今まさにこういう状況になっているのは、遅ーい、という思いはもちろんあるものの、まぁ変革期に立ち会えたことは素直に喜びましょう。
もちろん全部出席するつもりなのですが、第一回目に落合陽一さんが出ます。最近はもっぱら彼の動画を見てたりしたので、こういう場面に出てきてくれるのはうれしい限り。
住宅業界と建築業界
とはいえ、こういう潮流にも課題というか、もやもやすることがあります。今回のケースでも建築が指すものって、結局スタジアムだったり、図書館だったり、金持ちの家だったり、ちょっと現実離れしてたり、中大規模な建物が多くて、いわゆる住宅業界ってのはそことは更に一線を画されている印象。
住宅業界の建てる側は小さな設計事務所とか工務店が多くて、こういう潮流に付いていけないってのはわかるはわかるんだけど、だからこそテクノロジーの力で効率化とか、新たな価値創造みたいなブレイクスルーを起こしてほしいんだけどね。
10年後が楽しみな設計業界
実際住宅業界の仕事の進め方とか、無駄の多さが本当に気になる今日この頃。しかもそれでヨシとされてるのが何ともな状況。
もちろん目の前の業務を進めないといけないのはわかるんだけど。住宅ってのはそれ自体は建築としては小さくても、その集合が街を作り上げるわけで、もう少し社会として取り組むべきですね。
ただ多分10年以内の間には住宅設計にもBIMの流れが押し寄せてくると思う。多分。きっと。
というわけで、そこから始まる激動に身を置いてみたい。