HoneybeeとLadybugのインストールが厄介
どうにもこうにもGrasshopper界隈は様々なプラグインがひしめき合ってて、まぁ無料だし、そもそも様々なプラグイン・シミュレーション同士を繋げるというコンセプトなんだからしょうがないはしょうがないと思いますが。
ただ普通ソフトウェアを使うとき、最新版のVersionを入れたいと思うのが人情というものではと思うのですが、互換性やらが色々あって結構旧バージョンじゃないと動かなかったりということが、ここGrasshopper界隈では一般的なようです。
しかも大元となるRhinoceros7という最新版がまだ使えないって(ことが多い)、、、。というわけで別環境を構築しました。最新版を入れてもなんとかなるかな-と楽観的にいたんですが、どうにもならないようで。
Rhinoceros7→Rhinoceros6
これ意外と盲点で、Rhinoceros7のライセンスを持っていても、6自体のライセンスを求められます。最初は持ってないから無理なのかと思って、そのままにしてたんですが、Rhinocerosのページから発行してもらえます。(もちろんRhinoceros7のライセンスを持っているという前提)
リンク先が探しにくくて苦労します。
Ladybug 1.2.0→Ladybug 0.0.69
名前からして、0.0.69とか使いたくないじゃないですか。どう考えても未完成感しかない。でも結果として1.2.0では熱負荷は動きませんでした。日射だけであればRhinoceros7とLadybug 1.2.0の組み合わせでもいけます。
Therm 7.8→7.6
これが結構厄介でした。熱負荷シミュレーションですね。結果としてこれもTherm7.6にダウングレードして動きましたが、ソフト自体の再インストールやらでなかなか認識しなくて、苦労しました。
というわけでGrasshopper界隈は本当にインストールが面倒です。とりあえず動きました。
結果としてこのページどおりやっておけば良いとい事になりました。このへんの判断が難しいのが、その記事が書かれたのは、必ずしも最近じゃないので、全てを鵜呑みにはできないところ。この辺はある程度調べながら、失敗しながら進むしかないです。
アンインストールなど
あと、アンイストールとかにも各ソフトで癖があります。LadybugToolsとかは、対象のファイルをがさっとフォルダ(UserObject)から移動するだけで消えてしまうようです。
何が、どこまでできるかはまだ未知数
ということで、まだまだ環境を整えるのに四苦八苦です。一応サンプルデータなどは走らせていますが。
日射とか、太陽光パネルシミュレーションはよく見るんですが、熱負荷系シミュレーションはあまり見ませんね。あんまりみんな興味がないのか、まだシミュレーション精度が良くないか。海外だとそもそもの建物性能がそこまで低くないというのもあるのかも、、、。
正直日射ぐらいであれば、SketchUpでもかなりのところまで見れるし、操作性も良いのでそちらで事足りる気はします。
ただ多目的最適化は面白い。例えば窓の大きさと日射を目的解において、それぞれの値の最適解を探るみたいな、トレードオフ関係のパレート解?を探っていくみたいな(この辺の用語の使い方は微妙)。これはコンピュータではないとできない代表例でしょう。
とりあえずまだまだ走り出したばかりです。