旅の方程式◆でんこ日記2020/10/12

昨日から福岡・佐賀の旅に来ている。GOTOのおかげで大変お安い。ちょうど福岡と東京の二拠点生活をしている人と先日飲んだこともあって、割とノリできたところもあるかなw

福岡は何度も来ているけど、けっこう好きな街。なんでだろう？考えてみた。福岡って、なんかゴキゲンなんだよな。美味しいものたくさん、新しさもある、革新性とかって政治力からの印象かな、スタートアップ支援も盛んな印象、若さも感じるし、何より空港が中心地に超近い。だからなんか東京からも近いって印象がある。

他にも候補はたくさんあったけど、「来てくださいよ」の一言で「あ、ここにしちゃお」って思っちゃった。印象の話先にしたけど、決めた時はあんまなんも考えてなかったかもなー。とにかく海が見たかったくらい。

旅ってなんだろうと考えてみた。構成するものは、季節、空気感、気温、気候、移動、時間、刺激、刺激は人から、味、空間、海、山、空、香り、列車、乗り物、焼き物、とかとか。たくさんある中でも自分が一番好きなのはセレンディピティ。狙って起こるわけではない偶発的なものにものすごく惹かれる。想像もしないことから得られる多幸感がたまらない。でも、セレンディピティを呼び寄せる、引き起こすのは実は自分のアクション次第だということもうすうす感じていて。

だから旅の方程式は

旅＝実行力×セレンディピティ

だと思う。どれだけ自分が好きなことややりたいこと、出会いたいものに近づけるアクションを起こせるか、行動力やそれを実行する力によってセレンディピティの起こる回数やタイミング、その感じ方が大きく変わってくるんじゃないかな。もちろん何も起こらないこともある。むしろそっちが多い。それもまたいい。そもそも何も期待なんてしないし。忘れた頃にやってくる。そんなもんだ。

今回の旅はどうだろう。びっくりするくらい頭からっぽで食べたいもの、飲みたいもの、行きたいとその時思ったところ、美しいと思ったもの、全てその時の感覚に全部身を委ねているから、旅が始まってからこの先のこととか、仕事のこととか一切考えていない。こんなに頭をからっぽにできるんだな、自分も。と、その発見がうれしかった。先に計画していないタイプの旅だけど、起きたことの記録とか発信を続けているとその実行がセレンディピティに影響して、ミニセレンディピティがたくさん起きている。

今宵のホテルはシーサイドホテルなる名前の通り、部屋の目の前は海。夜、真っ暗になった海の波音を聞きながら初めてiPadで絵を描いた。海と明日の晴れ空。今日のnoteのサムネにした。明日はもっとたくさん絵を描こう。もっともっと頭を空っぽにしよう。

　ほいでは。