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印象に残っている対戦といえば

ガルシア杯に出るために記事を書きます。

お題③ 印象に残っている対戦

ポケモンカードを競技的にやって10年近く経つが、始めたきっかけは大学のサークル仲間に誘われたからというありきたりな理由だった。

それがここまでのめり込むようになったのは、大学時代に出たある大型大会で初めて結果らしい結果をだしたからだ。

その大会の負け試合が一番印象に残っている。
レックウザメガバトル大阪(2015年春)top16の試合だ。

当時は大型大会でtop4に入れば日本代表決定戦に進めてそこでwcsの権利を争ってた(と思う)

その大会は奥の手が使える環境で当時自分が使っていたデッキも高速で山を掘り切った後に奥の手を連打して無限にハンマーを投げつけてグッズロックをかける技を連打するデッキを使っていた。

ポケカ史上の中でもトップクラスにぶっ壊れカード

DNとかいう古のサイトに当時のリストの解説が残ってたので気になる人は↓へ

https://denchuuu.diarynote.jp/201506200048008616/

その日は順調に勝っていて間違いなく波が来ているのを感じていて、代表決定戦の権利までいけるかもしれないと思った。

そんな希望を抱きながら挑んだtop16の試合。

相手はイベルタルダークライ。序盤についたエネをハンマーで割り切ってグッズロックすれば脅威になるポケモンはいなくなるので順当にいけば勝てる相手。

実際序盤から順調に回してエネも割り切ってグッズロックを仕掛けることに成功していてあとはこの状態を奥の手を連打して継続すれば勝てる試合だった。

しかし、道中でカウンティングミスで奥の手がループできない状態に陥ってしまう。(バトルサーチャーが途切れた)使っていたデッキはループできなくなると相手を縛ることができなくなってしまい、普通に負けてしまう。その試合も相手のエネが間に合ってしまい普通にイベルタルに殴られ続けて負けた。

サーチャーがもう無いことに気づいた瞬間頭の中が真っ白になった。権利が目の前まで見えていただけに絶望感がとてつもなかった。負けたあとしばらく会場の隅で座り込んでしまうほどには。サイドイベントにも観光にも行く気力が湧かなかった。

しょーもないミスで負けただけやんと言われたらそれまでだけど、初めて大型大会の決勝トナメに上がれたのは嬉しかったし、もう少しでさらに上の大会に進めたかもしれないと思うとやりきれない思いでいっぱいだった。

ポケカを競技的にやって始めてまともに勝てた大会でどうしようもなく悔しい思いをした。それを取り返したいために今まで続けてこれたのかもしれない。(もちろん、周りの仲間がなんだかんだで続けてくれているのは大きい)

今年、wcsに出場するという一つの目標は達成できた。wcsはとても良かったしまた出たいとは思ってる。しかし、いまだに印象深く残っているのは、上記の15年春のtop16の試合なのだ。

思い出を語るだけの老害にはなりたくないと思いつつ、なかなか思うようにいかないことが多い今日この頃なのだった。


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