第二種電気工事士の資格
本記事は音声配信の内容を元に
テキストでまとめたモノになります。
本記事のテーマ
①第二種電気工事士を取るメリット
②資格の難易度
③資格を取ることで現場で役立つ事
■第二種電気工事士を取るメリット
①就職・転職に有利
第二種電気工事は知名度の高い国家資格です。就職の際に有利になるほか、さらに好条件の会社への転職にも期待できます。無資格で就職できた場合でも、仕事をしながらの資格勉強は割と大変です。
その為、事前に資格を取っておくことで負担が少なくなり、仕事に集中することができます。
②安定需要・収入
第二種電気工事士は安定した需要と給与が期待できる資格です。
求人の中には有資格者を優先する会社が多くあります。また業界全体が人手不足と、高齢化が進んでいることも問題視されていて、これからさらに需要が高まっていくことが予想されます。
③スキルアップや昇進・昇給
資格を手にすることで電気に関する基礎知識、技能スキルが身につきます。特に図面に関する理解や施工の正しい知識を得ることで、現場の動きに自信が付いてきます。
動きが良くなれば仕事の質も上がり会社の評価に直結し、そこから昇進や昇給への大きなステップに繋がります。
④やる気次第で独立開業
電気工事士の世界では「やる気」次第でどこまでも突き詰めていくことができます。さらに条件のいい会社に就職する人がいる一方で、手に技術を磨き独立開業をしている人も沢山います。 独立すれば、自分が頑張った分がダイレクトに収入に直結します。
■資格の難易度
第二種電気工事士は、毎年12万人以上の受験者がいる人気の国家資格です。そこにはある程度易しい難易度で取得できる、といった要因もあります。
合格率は約60%以上となり国家資格と呼ばれる資格の中では比較的易しいレベル。第二種電気工事士は筆記試験と技能試験があり合格率は
筆記試験で65%、技能試験で77%程となっています。
私が勉強した経験から言うと、受かる人とだめな人の差は割と極端なのかなと感じています。その理由は、勉強を始めてしまえばそう難しい内容ではないからです。
筆記試験は、多くの人がつまずく計算問題を捨てても合格ラインには余裕があるし、技能試験は練習量に比例して確実に合格に近づきます。
真面目にコツコツと日々勉強を続けていれば、手が届くそんな難易度だと感じています。
■資格を取ることで現場で役立つ知識
電気工事士として現場で働きたい人に向けて
資格を実際にどういった知識が役立つのかを説明していきます。
まず最初に図面の読み取り方。
筆記試験では配線図に関する基礎知識を学びます。現場において図面を読み解く、というのは全ての基本になります。
設計図なしに建物は作ることができませんよね?電気も同じで配線図がなければ求められた正しい施工をすることができません。
筆記科目で習う配線図の知識はダイレクトに現場に活かされる重要科目だということです。
次に、技能試験での技術です。
技能科目で習う施工に関する基礎スキル、複線図の理解は
現場で実際に手を動かす際に大きく役立ちます。
施工に関して大切なことは「何が正解で、何が不正解なのか」と知ることだと思っています。 そのせんびきを理解することで動きに迷いが無くなってきます。技能科目で習うことは、仕事の速さや質にも関わってくる大切なスキル。
■まとめ
・第二種電気工事士を取る4つのメリット
①就職転職に有利になる
②安定した需要と収入がある
③スキルアップで昇給、昇進のステップになる
④やる気次第で独立開業も目指すことが出来る
・資格の合格率は約60%で比較的カンタンな部類
・資格の知識で役立つ事
①配線図の読み方
②正しい施工技術
これから資格にチャレンジされる方の参考になれば幸いです。
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