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【NYM】監督が決まる★祝

現役最強投手の一人であるMax Scherzer がMetsの一員となって3週間が経過しようとしています。他にも、ロックアウト(選手会とMLB機構の関わりが絶たれる、すなわち新規のメジャー契約が起きない)前に手堅い補強を行い、来季に期待が持てるチーム編成が進んでいます。

新監督、爆誕

そして、大きなニュースは念願の新監督が決定したことです。3年契約で監督に就任したBuck Showalterは3度のリーグ最優秀監督に輝いたことのある人物です。データを重視した綿密な野球で知られており、Metsの今後の方向性とも合致したということでしょう。Core 4 (M. Rivera, D. Jeter, A Pettitte, J. Posada)を擁するYankeesや、超重量打線のOriolesで、充実した戦力を生かした戦いの経験が豊富です。Metsは世界一の成金ことSteve Cohenの無限の財力でこれからも戦力を拡充していくと思いますから、その点でも適任と言えましょう。ただし、ある年の投票では15%の選手に「最悪の監督」に選ばれるなど選手に嫌われることもあるようです。活躍と引き換えにファンにブーイングをするという驚愕のパフォーマンスをした前科もある荒くれ者揃いのMets(関わった大半のメンバーはチームを離れましたが)では、この監督の過去は不安要素です。とはいえ、FAで加えたScherzerを含む4名は落ち着いたベテラン揃いであるため、一部の選手の暴走へのブレーキの役割を果たしてくれるはずです。

Starling Marte; Mark Canha; Eduardo Escobar

我がMetsが今オフに補強した主たる4人のうち、Scherzer以外は野手です。30過ぎの最も成熟した時期の選手であり、近年は安定した結果を残しています。昨年47盗塁とまだまだアスリートとしての寿命を感じさせるS. Marteは4年、M. CanhaE. Escobarの2人は2年契約+3年めオプションと世代交代も見据えた賢い補強です。こう言いつつ、誰か一人(ひどい場合は全員)が故障で長期離脱したり、早々に劣化してベンチ要員になってしまうことが多いのがMetsあるあるなのですが、夢を見られるうちは見ておきましょう。

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余談

ところで、筆者のNoteの特徴として、ネガティブなNoteとポジティブなNoteがだいたい交互に投稿されるというものがあります(少なくとも一方が3連続はしない)。↓例

これは別に意識しているわけではなく、良いこと悪いことはどちらもそれだけが続くことはないということでしょう。ポジ/ネガが極大に達したときに執筆をしているということです。

前回の記事がMetsの体質にぐちぐち文句を言った内容だったので、今回はわりとポジティブな内容なのでしょう。


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