![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152753974/rectangle_large_type_2_70c7a2d795ae13d080814cbbfe290c1c.png?width=1200)
いまなぜ私立歯学部なのか?
こんにちは、私立歯学部専門予備校のデンタルアカデミーオンラインの松本です。当予備校は私立歯学部を専門としています。
そこで良く聞かれる質問が、なぜ私立歯学部なの?ということです。予備校の理念にも関わることなので本noteで理由を述べたいと思います。
なぜ歯学部か?
まずはなぜ歯学部か?という問いに答えたいと思います。このような質問をする意図は、十中八九、歯科医師は余っているのだから歯科医師になっても職にあぶれる、もしくはワーキングプアのようになってしまう、と危惧されているのでしょう。
かつて歯医者さんはコンビニより多いと揶揄された時代があり、メディアにも歯科医の置かれている環境は厳しいと何度も報じられてきました。その報道を多感な時期に受け取った人が親になり、子供に歯医者は勧められない、勧めにくいという状態が現在です。その影響もあって歯学部の人気は低下し続けています。
では本当に現在歯科医師になる人には厳しい経済環境が待ち受けているのでしょうか?答えはNOです。実情を全然知らない人がイメージで語っているだけで、若手の歯科医にとって仕事は全く困らない状況なのです。なんと7倍もの求人があります。
若手歯科医の奪い合いといってもいいです。当然年収にも影響し、初任給100万円も珍しくない状況です。
それにもかかわらず、昔のイメージで不人気なのです。私はこの不人気の状況は長くは続かず、近い内に人気が回復して歯学部が今より難化していくと予想しています。
メディアが実は歯科医は不足している、非常に高待遇である、ということを報道して、それが世間一般に広まれば間違いなく人気は回復するでしょう。
これほど高待遇な職種は医師くらいのものですが、医師に比べると大学入学の難易度に天と地ほどの差があります。さすがに医師の方が待遇は良いですが、その分夜勤などハードで身体を壊す人も多いですし、あまりも難化した入学試験を突破するのも容易ではありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1725173347547-NkvEWSpGkt.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1725173315992-Gyp8Ja15sU.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725173471697-woAMjEreLb.png?width=1200)
なぜ私立歯学部か?
ではなぜ国立ではなく、私立なのでしょうか?理由は2つあります。
一つは入りやすいという至極単純な理由です。私立歯学部は高校の勉強の基礎がしっかりできればほぼ問題なく入れます。推薦も充実しているため、医学部志望の人と競合することもありません。
もう一つは私立歯学部は教育が充実しているということです。そもそも日本の歯科医を支えてきたのは国立よりも私立歯学部でした。1907年に始まった歯科医の養成は私立が初めてなのです。国立の養成機関が設立されたのはその21年後です。
このような歴史もあり、伝統的に日本の私立歯学部は教育機関として非常に優れています。国公立は国家試験の合格者が少なくてもあまり気にしませんが、私立歯学部にとっては死活問題なので教育も必死です。
私立歯学部は入学もしやすく、かつ、入学後の教育もしっかりしている。これが私立歯学部が優れているところです。
高額な授業料ですが、その後の安定と高給を考えると、通常の私学にいくよりはるかに良い選択であると思います。また国立の文系よりもずっと良いでしょう。勉強を頑張れば奨学金や特待生制度もあります。
私立歯学部は今が狙い目!
非常に入りやすい、入学後も面倒見がいい、卒業後は職にこまらない。これだけ恵まれた状況は長くは続かないと思います。
今後は人気が出てくるでしょうから、今は非常に狙い目です。
私立歯学部専門のオンライン予備校のデンタルアカデミーは私立歯学部受験を知り尽くしたエキスパートが受験指導をリーズナブルな価格で行っています。私立歯学部志望の方はぜひご相談ください。