過去問解説 東京歯科大学 (2022小論文) 図形書き方を説明する問題
こんにちは、私立歯学部専門予備校のデンタルアカデミーオンラインの松本です。今日は東京歯科大学の小論文問題の図形説明問題を解説します。
東京歯科大学の小論文試験で出題される図形問題
小論文の試験の中で2022年と2023年に提示された図形を描く手順を説明せよ、というユニークな問題が出題されています。
非公開である推薦入試もほぼ同様の問題が出題されてます。今日は2022年度の問題を解説します。2023年度の小論文の試験に出題された問題も解説してますので、興味があるかたは読んでください。
2022年の図形の書き方説明問題
この図形の書き方を文章だけで説明せよ。
せっかくなので考えてみましょう。
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答えを考えていきます
まず図形の構成要素をピックアップします。
幅2a, 高さaの長方形
直径aの円
底辺a, 高さ2a, 斜辺を右側にもつ直角三角形
なお、斜辺とは直角三角形において、直角を挟む2辺(底辺と高さ)以外の辺のことを指します。
図形が把握できたらこれらの図形を描画する手順を書きます。
コツは自分で図形を描きながら進めることです。
幅2a, 高さaの長方形を描く
長方形の左辺から距離a/2、下辺から距離a/2の点を中心として、半径a/2の円を描く
長方形の下辺の中点から上方へ長さ2aの線分を引く
2aの線分の上端と、長方形の右下の頂点を結ぶ
これで課題の図形を描画できました。
練習して得点源にしよう
図形を言葉で伝えるには、抽象化して本質を抜き出し、それを適切な言葉で説明できなくてはいけません。練習すれば難しくなく、得点源にすることができます。また小論文の練習にも非常に役に立つ問題ですので、ぜひ練習しておきましょう。
私立歯学部専門のオンライン予備校のデンタルアカデミーでは歯学部に沿った小論文の指導も行っております。小論文の書き方がわからない、お困りの方はぜひご相談ください。
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