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私立歯学部の志望校選び。歯科医師国家試験のストレート合格率をみよう!

こんにちは、私立歯学部専門予備校デンタルアカデミーオンラインのまつもとです。今日は志望校選びで最も重要視される指標である国試の合格率、その中でもさらに重要なストレート合格率についてみていきましょう。

このnoteの内容を動画でも説明していますので、よかったら見てください。


歯科医師国家試験の合格率について

大学が公表している合格率は新卒合格率と全体合格率(新卒と既卒合わせた合格率)です。一番良く見る合格率はこの全体合格率でしょう。
ただ気をつけないといけないのは、この合格率を良くみせるために、受かりそうにない人は卒業させないということが広く行われています。大学によって幅はありますが、国試合格レベルに到達していないと卒業試験に受からない、つまり国試を受けることができないことが多いのです。
これでは実際のところ、その大学が国試に合格しやすいのかどうかがわかりません。極端な話、100人のうち成績のよい10人だけ卒業させれば合格率は100%になります。
そこで大事になるのがストレート合格率です。これは歯学部の標準カリキュラムの6年間で国試に合格した人の割合になります。ストレート合格率なら間違いなくその大学の国試合格力を反映しているといっていいでしょう。

各大学の歯科医師国家試験のストレート合格率

令和2年〜4年の平均を出したものです。
全体の平均は52.3%です。トップの岡山大学でも79.2%と80%を切っています。いかに国試が難しいかわかります。
東北大学や九州大学といった旧帝大の歯学部でも60%台というのは驚きますね。
私立歯学部では東京歯科大学と昭和大学が70%超えと素晴らしい合格率となっています。少し下がって日本歯科大学、朝日大学、大阪歯科大学と続いています。

国試のストレート合格率

是非志望校選びの参考にされてください。
デンタルアカデミーオンラインではこのようにデータに基づいた進路指導をさせて頂いています。進路に迷われている方は是非ご相談ください。



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