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テストは何のため?
こんにちは、私立歯学部専門予備校デンアカの松本です。
今日はテストについてデンアカの考えをお話します。
ほとんどの人はテストは嫌い
テスト好きですか?と聞かれて好きと答える人はかなり少数派です。普通はテストは嫌いです。
小テストであっても、定期テストであっても、受験であっても、資格テストでも、できれば受けたくない、というのが本音ではないでしょうか?
なぜテストは嫌われるか?
なぜテストは嫌われるのでしょうか?
一つはテストが評価や選抜に使われるからでしょう。定期試験の点数で内申点が決まり、受験の点数で合否が決まります。
点数が低いと、行きたい学校に行けなかったり、周りから馬鹿にされたり、親をがっかりさせたりと、ネガティブになる要素がたくさんあります。
テストの別の面
テストといえば評価や選抜のイメージが強いですが、実はテストにはもっと大事な面があります。
それは最も効率のよい学び方という面です。勉強の方法には本を読む、アンダーラインを引く、声に出す、人と話し合う、など色々な方法があります。
テストは最も学びになる
学んだ内容をテストして、復習することは学びを深めて定着するのに効果があることが、繰り返し確認されています。
一生懸命考えて間違えた問題を復習することで、単に授業を聞いていただけでは理解できなかったことが理解できるようになります。
どんどん間違えよう
したがってテストをたくさんして、たくさん間違えることは最高の学びの機会といえます。選抜のテストでは間違えるのは嬉しくないですが、学びのためのテストでは間違えることは学びのプロセスです。間違えを叱るような先生は何もわかっていないといえます。
教える側の注意
教える側は間違えが悪いことと扱ってはいけません。生徒が萎縮して積極的にテストを受けられなくなるからです。
また正答率のコントロールも非常に重要です。正答率が50%を切ると難しすぎて学びのプロセスというより、ただできないことを確認するプロセスになってしまいます。
逆に90%以上できるのもよくありません。できることを確認するだけになってしまいます。正答率が60%~80%程度になるくらいが学びが最も進みます。実力から少し背伸びするくらいがちょうどよいです。
デンアカではテストは学習のプロセスとして扱い、生徒に応じて適切な正答率になるように難易度を調整しています。私立歯学部を志望されている方はぜひご相談ください。