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日本歯科大学の面接でよく聞かれる質問15と回答のポイント

こんにちは、私立歯学部受験・進級対策のデンアカです。今回は日本歯科大学の面接でよく聞かれる質問と、その回答のポイントを説明します。

まずは、日本歯科大学のアドミッション・ポリシーを確認しておきましょう。

アドミッション・ポリシーの確認

日本歯科大学は、以下のような学生を求めています。

  • 生命体と歯科医学の関連に強い関心を持つ人

  • 相手の気持ちを理解できる人間性豊かな人

  • 地域社会に貢献する強固な意志を持つ人

  • 歯科医学に必要な知識・技能・態度を習得できる基礎学力を持つ人

  • 高い倫理観を持つ人

  • 高いコミュニケーション能力を持つ人

  • 国際的な活動に関心を持つ人

  • 超高齢社会における歯科医療の役割を理解できる人

  • 生涯学習に努める人

日本歯科大学では、グローバルな視点超高齢社会への理解が重視されるため、これらをアピールすることが大切です。

日本歯科大学の面接でよく聞かれる質問

① 大学の志望理由

回答例1:
「日本歯科大学の国際的な視点を重視する教育方針に惹かれました。将来は、グローバルな歯科医療に貢献し、国際的な活動を通じて日本と他国の歯科医療をつなぐ役割を担いたいと考えています。」

回答例2:
「日本歯科大学が重視する超高齢社会における歯科医療の役割に深く共感しました。私は地域の高齢者医療に貢献したいと考えており、この大学で学ぶことで、その目標を達成できると感じています。」

ポイント1:
大学の特長と自分の目標を具体的に結びつけて話しましょう。

ポイント2:
国際的な視点や高齢者ケアに対する興味を示すことが大切です。


② どうして歯科医師になりたいのか

回答例1:
「高校時代にボランティアで老人ホームを訪問した際、歯の健康が生活の質に与える大きな影響を目の当たりにしました。私は歯科医師として高齢者の健康に寄与したいと強く感じました。」

回答例2:
「子どもの頃、歯の治療を受けた際に怖さを感じましたが、その後のフォローアップケアが素晴らしく、歯科医療に対する印象が大きく変わりました。私も患者さんの不安を和らげる歯科医師になりたいと思いました。」

ポイント1:
具体的な体験談を交えることで、動機に説得力を持たせましょう。

ポイント2:
患者との関わりや社会的な影響を意識した動機を述べると効果的です。


③ 将来の夢・目標

回答例1:
「地域の歯科医療に貢献し、特に高齢者向けの訪問歯科医療を充実させたいです。日本歯科大学で学んだ知識を活かし、地域社会の健康向上に努めたいと思っています。」

回答例2:
「私は国際協力の場で歯科医療を提供し、歯科医療の発展が遅れている地域にも貢献したいと考えています。グローバルな視点を持つ歯科医師として、さまざまな国の人々の健康を守りたいです。」

ポイント1:
高齢者医療や地域医療の重要性を理解していることを強調しましょう。

ポイント2:
国際的な活動や医療貢献に興味を持っていることをアピールしましょう。


④ 得意科目・不得意科目

回答例1:
「得意科目は生物で、人体の構造や機能に興味があります。苦手な科目は数学ですが、反復練習を通じて少しずつ理解を深めています。」

回答例2:
「英語が得意で、将来は国際的な歯科医療に役立てたいと考えています。一方、化学は苦手でしたが、時間をかけて理解を深めてきました。」

ポイント1:
得意科目を将来にどう活かすかを具体的に話すと良いです。

ポイント2:
苦手科目については、克服するための努力を具体的に説明しましょう。


⑤ 歯科医師として重要なこと

回答例1:
「患者さんに対して思いやりを持って接し、信頼関係を築くことが最も重要だと考えています。特に、患者さんの不安を取り除くための丁寧な説明が大切です。」

回答例2:
「歯科医師として、常に最新の医療技術を学び続け、患者さんに最良の治療を提供することが重要です。学び続ける姿勢を持ち続けたいです。」

ポイント1:
患者との信頼関係を築く姿勢を強調しましょう。

ポイント2:
自己研鑽や技術向上に対する意欲をアピールしましょう。


⑥ チーム医療において重要なこと

回答例1:
「チーム医療では、他の専門職との連携が最も重要だと考えています。歯科医師として、他の医療従事者と密接に連携し、患者さんに総合的な医療を提供したいです。」

回答例2:
「チーム医療においては、相互の理解と協力が欠かせないと考えます。お互いの専門知識を活かしながら、患者さんの健康を第一に考えて行動します。」

ポイント1:
チーム医療におけるコミュニケーション能力と協力の重要性を強調しましょう。

ポイント2:
他の医療従事者との協力を通じて、総合的な医療を提供する姿勢を示しましょう。


⑦ 親が歯科医師かどうか

回答例1:
「親は歯科医師ではありませんが、医療への強い関心を持っており、家族全員から応援されています。」

回答例2:
「父が歯科医師で、幼い頃から歯科医院で見学する機会がありました。その経験が私に大きな影響を与え、歯科医師を目指す決意を固めました。」

ポイント1:
親が歯科医師でなくても、自分自身の意志を強調しましょう。

ポイント2:
親が歯科医師である場合、その影響をどう自分の目標に反映しているかを具体的に述べると良いです。


⑧ 医療における歯科の立ち位置

回答例1:
「口腔の健康は全身の健康に直結しており、歯科医療は重要な役割を果たしていると考えています。特に、高齢者の口腔ケアが生活の質に与える影響は大きいです。」

回答例2:
「歯科医療は単なる治療にとどまらず、予防や教育を通じて患者さんの生活の質を向上させるための重要な要素だと思います。」

ポイント1:
口腔ケアと全身の健康との関連性を強調しましょう。

ポイント2:
予防歯科の重要性や、患者の生活の質向上に焦点を当てましょう。


⑨ 高齢者の口腔ケアの重要性

回答例1:
「超高齢社会において、歯科医師として高齢者の口腔ケアは非常に重要だと感じています。入れ歯や歯周病のケアが、食事やコミュニケーション能力の維持に貢献するため、質の高いケアを提供したいです。」

回答例2:
「高齢者が健康に過ごすためには、口腔の健康が不可欠です。私は訪問歯科医療を通じて、高齢者が自立して生活できる環境づくりに貢献したいです。」

ポイント1:
高齢者の口腔ケアが、生活の質向上にどう役立つかを強調しましょう。

ポイント2:
超高齢社会の課題に対する具体的なアプローチを示すと良いです。


⑩ ストレス解消法

回答例1:
「ストレスを解消するために、週に数回ランニングをしています。体を動かすことでリフレッシュし、気分転換を図ることができます。」

回答例2:
「私は読書が好きで、特に医療関連の本を読むことで、知識を深めながらリフレッシュすることができます。」

ポイント1:
健康的なストレス解消方法を具体的に説明しましょう。

ポイント2:
知識の向上とリフレッシュを両立させている点をアピールすると良いです。


⑪ 国際的な活動に対する関心

回答例1:
「将来、国際的な歯科医療支援に携わりたいと考えています。特に、発展途上国での歯科医療の発展に貢献したいです。」

回答例2:
「日本の歯科医療を海外に広める活動に関心があります。国際会議などで最新の技術や知識を共有し、他国の医療と連携したいです。」

ポイント1:
国際的な活動に対する具体的な関心を述べましょう。

ポイント2:
将来のビジョンを国際的な視点で語ることで、志望動機に深みを持たせましょう。


⑫ 最近の歯科医療での問題点

回答例1:
「高齢化が進む中、訪問歯科医療の重要性が増しています。特に、入れ歯や歯周病のケアが、高齢者の生活の質を向上させるために大切だと感じています。」

回答例2:
「歯科医療において、治療費の負担が患者さんにとって大きな問題だと考えます。より手軽に治療を受けられるような制度の改善が必要だと思います。」

ポイント1:
高齢化社会における問題点を具体的に説明し、解決策を提案しましょう。

ポイント2:
経済的な課題や制度的な改善に対する視点を示すことも有効です。


⑬ 将来の目標に向けて、今からできること

回答例1:
「現在、基礎学力の向上に力を入れています。特に生物や理科を中心に学び、将来の歯科医師としての知識を身につけています。」

回答例2:
「歯科医師になるためには、コミュニケーション能力が重要だと考えています。日常的に人と話す機会を増やし、患者さんとの接し方を学んでいます。」

ポイント1:
今の努力を具体的に述べ、将来の目標にどうつながるかを説明しましょう。

ポイント2:
基礎学力やコミュニケーション能力の向上に対する取り組みを強調しましょう。


⑭ 得意なことや好きなこと

回答例1:
「得意なことはコミュニケーションです。人との対話を通じて相手の気持ちを理解し、適切な対応ができるよう心がけています。」

回答例2:
「私の趣味は料理で、特に健康を考えたメニュー作りが好きです。栄養バランスを考慮することは、歯科医療にも通じる部分があると感じています。」

ポイント1:
得意なことが歯科医療にどう役立つかを具体的に話しましょう。

ポイント2:
趣味を通じて学んだことが医療にどう応用できるかを示すと良いです。


⑮ 医療ニュースに対する関心

回答例1:
「mRNAワクチンががん治療に使えるかもしれないというニュースを見て、すごい技術だと思いました。今まではがん治療は痛みや副作用があって大変だと聞いていたけれど、このワクチンならそういった負担が減るかもしれないので、治療を受けやすくなる人が増えるんじゃないかと思いました。特に、副作用が怖くて治療をためらっていた人たちにとっては希望になると思います。」

回答例2:
「mRNAワクチンのがん治療のニュースを見て、個別に合わせた治療ができるというところがすごいと思いました。人それぞれがん細胞は違うのに、それに合わせたワクチンを作れるなんて、技術が進んでいるなと感じました。もしこのワクチンがもっと使われるようになれば、これまでの治療が効かなかった人も助かるようになるんじゃないかと期待しています。」

ポイント1: 治療が受けやすくなることに焦点を当て、副作用の少ない点を評価する観点で説明しましょう。

ポイント2: 個別化された治療という視点に着目し、それが技術の進歩と結びつくことを強調すると、より深い理解をアピールできます。


日本歯科大学の面接対策のまとめ

日本歯科大学の面接では、歯科医師としての資質高齢社会への理解国際的な視点が問われます。特に、倫理観やコミュニケーション能力、地域社会への貢献意欲を伝えることが大切です。しっかりと準備をして、面接に臨みましょう。

お知らせ】

私立歯学部受験対策・進級対策のデンアカでは面接対策を実施しています。ご相談ください。


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