【ショートショート】平和が1番良いと思う。
ある世界の言い伝え、
神様が二柱おりました。
彼らは大きな金魚鉢の中に
宇宙をつくりました。
一柱が惑星に魂を投げ入れましたが、
なんの変化もありませんでした。
もう一柱が身体を投げ入れました。
それが人間の始まりです。
人は増え続け、
ある時争いが始まりました。
土地が欲しい、
資源が欲しい、
支配したい。
中かには、
平和に暮らそう、
資源を分けよう、
仲良くしよう。
と言う人たちもいました。
人は自分自身を改造することに
一生懸命になりました。
しばらくすると惑星は
滅んでしまいました。
二柱の神様は少し残念に思いました。
人間には神様たちと同じ
理性を与えていたのですが
全く使われていません。
神様は別の惑星に魂を
移動させ同じように
肉体と理性を与えました。
人類は何度も同じ過ちを
繰り返し続けました。
数万回ほど繰り返した時でした。
人間は光る精霊を作り出しました。
それは知識というものです。
人々の生活を豊かにし
幸せに生きる糧を作り出します。
人々が善であると
正しく動き
人々が悪であると
動きません。
ある時人々は平和が1番で
あるがことに気がつきました。
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