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氏子目線の祭り

表舞台の祭りは神様に奉納するものであるので、とても厳粛なものです。私語などもってのほかで真剣な表情、お囃子だけが響き・・・それはすごく美しい世界なのですが、それだけでは祭りの魅力の半分にも満たない。と私は思います。祭りは祭人だけのものじゃない。その町のすべての氏子のものです。祭りを支える祭人、それを支える家族すべてのもの、そこまでをいつも写せるかと言えば、そりゃ難しいのですが、そういう構図をいつも頭に描いて写真を撮りたいと思ってます。タイトルの写真は尾張津島天王祭。表舞台はこんな感じなのですが・・・

その舞台裏があってこその祭りだと思うのです。御座を広げて、お父さんが巻藁船を組み立てるところを家族総出で見物する。これももう一つの祭りの世界ですし、氏子にとっては、むしろこちらが本番かもしれない。そんなことを思います。

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おことわり
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