【未来に残したい愛知の祭り】 戸田祭
中川区戸田は名古屋市の西の端にあります。戸田祭の歴史は1702年（元禄15年）に八幡神社で十五夜の日に行われた祭が起源とされております。現在は一之割から五之割まで五つの地区にそれぞれ５つの神社（八幡社、天神社、鈴宮社、白山神社、神明社）があり、例年は各神社の祭礼としてそれぞれ行われ、四年に一度、大祭として合同で行われ、戸田小学校に５台の山車が引き揃えられます。それぞれの山車にはからくり人形が載せられていますが、一八世紀末頃から名古屋のからくり人形師によって作られた山車からくりが披露されるようになったといわれます。
大きな街の祭りだと、引き揃えられた壮観な風景が一押しなのですが、戸田の祭りは大祭の引き揃えとは別に、それぞれの神社を巡りながら、各山車のからくりを楽しむといった散策の楽しみもある祭りです。戸田地区は住宅地となって昔の面影は少ないですが、各神社はそれぞれに味わいある風情を残しており、神社参りをしながらゆっくり回るのがおすすめです。
現在、制作中の愛知の祭り写真集は2023年5月の出版を予定しています。そして１０月下旬から、この写真集を全小中学校に寄付するクラウドファンディングを企画しております。こちらのFBページで進捗を随時発信します。
こちらのFBページに「いいね」、またはnoteで私をフォローしてください。数が増えると拡散機会が増えます。よろしくお願いします。
おことわり
引用の範疇を超えての、写真の無断複製コピーは固く禁じます。引用する場合は作者名と、この記事へのリンクを必ず明示してください。