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【未来に残したい愛知の祭り】 有松天満社祭

歌川広重が浮世絵に描いた有松の町で行われる山車祭です。三台の山車が旧東海道の町並みを曳き廻される様はとても優雅です。

桶狭間の祭りに起源があるとされ、天満社が18世紀末頃の寛政年間に祀られてから旧8月15日(中秋の名月)に行われるようになりました。江戸時代のお祭りでは笠鉾や馬之頭をはじめ、さまざまな練物が出されていた事が文献等で紹介されてます。明治時代に現在のように3台の山車が曳き回されるようになりました。
東町の布袋車、中町の唐子車、西町の神功皇后車が曳き回され、街の端まで進んだところで車切りを行い方向転換して街の反対側の天満社の前まで進んで神事を行い、昼に行う本祭は終了します。

古い町並みを曳かれる山車
名古屋の南部の祭りでは猩々が登場する
宵祭の明かりに浮かぶからくり人形

夕方から宵祭が行われ、昼は女性は山車に乗ることは出来ませんが、夜は女性も乗ることが出来たり、囃子は昼とは別の曲になったり、あるいは布袋車は夜用に大幕を変えたりと、宵祭は本祭とは違う雰囲気で行われます。
有松天満社祭は、例年ですと10月第一日曜日に行われております。


現在、制作中の愛知の祭り写真集は2023年5月の出版を予定しています。そして10月下旬から、この写真集を全小中学校に寄付するクラウドファンディングを企画しております。こちらのFBページで進捗を随時発信します。

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おことわり
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