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2021年6月7日週 買った本、『夜に駆ける YOASOBI小説集』、『そして、バトンは渡された』、鳥獣戯画展へ行く

6月7日から6月13日までの読書に関する日記・備忘・そのほか。

西川善文『仕事と人生』(講談社現代新書)
“ラストバンカー“ 西川善文の本。人に読んでもらう本として良いかと思い購入。

戸田山和久『教養の書』(筑摩書房)
気になっていた本。
買った後に少し読むと学生に向けて教養について語っている本だった。

高橋源一郎『「ことば」に殺される前に』(河出新書)
これも前書きを少し。SNS、巷間に流れる「ことば」に対する態度。

『文學界 7月号』
筒井康隆の掌編『夜は更けゆく』のため。

※※

『夜に駆ける YOASOBI小説集』(双葉社)
Amazonのポイントが溜まっていたので、読みそうもないものを購入、即読了。
YOASOBIは嫌いではないが、なんとなくピンときていない。ならばベースになった小説を読んでみようと思いたった。
感性が摩耗している儂が悪いのだが、あまり響かず。
引っ掛かりがなく、もっと文章が重い小説を読みたいと思った。

瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』読了。
おもしろかった。登場人物がすべて良い人の話。
森宮さんが優子の父親であろうする態度が分からず。しかし、その疑問も後で氷解した。森宮が梨花に言われたことを優子に語るところ。

親になるって、未来が二倍以上になることだよって。明日が二つにできるなんて、すごいと思わない?

お腹が空く。

※※※

上野の東京国立博物館で鳥獣戯画展を観る。
なかなか繋がらず、繋がったところでセブンチケットは完売。諦めかけていたところ、知人からアソビューにまだあると聞いてようやく買えた。

しばらく行かないうちに、JR上野公園口が変わっていた。信号を渡らずにすむようになっていた。

甲乙丙丁の4巻の実物が見れて嬉しい。実物から切り離されて掛け軸になった断簡、写しの模本。それらからのオリジナルの復元はエキサイティングだった。甲巻は動く歩道に乗って鑑賞することになっていた。とても良い試みだと思う。全部そうすれば良いのに。

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