下書き供養(3)- 心情に寄り添う
タイトルだけの下書き。
さっそく。
心情に寄り添う
「心情に寄り添う」ことについて書こうと思ったのではない。
「心情に寄り添う」という使い古された、何ら響かない言葉を使うことの気持ち悪さを書こうと思っていた。
使われすぎて気持ち悪くないすか?
当たり障りのない言葉を使う理由はわかる。
突っ込まれたくないし、変な誤解されたくない。
また受け手もそんな言葉に対していちゃもんをつけることはまずない。言葉自体に間違いはないし「些細な指摘」で課題解決の進行を妨げる理由にされたくないし、細かいことにこだわる心の狭い人間と思われたくない。
かくして、送り手と受け手が共謀して気持ち悪いクリシェが蔓延することになる。
少なくとも自分では分かりやすく使い古された決まり文句をなるだけ使わないようにはしてる。できることはそれくらいかな。
クリシェや紋切り型については、武田砂鉄『紋切型社会』なんか、
いかがすか?
読んだのは随分前でほとんど覚えてなくて申し訳ない。
どうせなら本の紹介も少し載せてみることにした。
みっつ目、おわり。