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2021年9月第4週の音楽

Apple Music で毎週火曜日に更新されるフェイバリット・ミックスをさらして由なく書く。
実は自分でも楽しみなコーナーです。

自分のことながら楽しみになってきた。
今週はなにが出るかな?
今回からYouTubeにあればリンクします。
古い楽曲だと(むにゃむにゃ…)だけど、そこはまあまあまあまあ。

目立つところで、相対性理論/やくしまるえつこが浮上。他は相変わらずYMO関係とかCornelius関係とか。たまは別系統、あえて言うならイカ天か。

3曲ピックアップします。

citrusの『wispy, no mercy』。同名ミニアルバムの一曲。
Corneliusのトラットリアレーベルから出てたので、渋谷系と言っていい。
……あれ?トラットリアだっけ? 違った気がしてきた。Corneliusに引っ張られたのは違わないからいいか。

citrusはかなり好きで今でもよく聞く。
90年代後半にありがちと言えばありがちだけど、激しい中でメロディラインが妙にセンチメンタルなのが好き。

このミニアルバムに入っている『Blue Mercedes(Simply External Reality)』が一曲リピートしているとわかるんだけど、ドンドンピッチが上がっていくように聞こえる無限音階を利用していておもしろい。

検索するとヒップホップのcitrusか引っかかるけど、そっちではないことに注意。ここであげたcitrusは今はありません。

※※

次は『Ballet Mécanique』。
坂本龍一の『未来派野郎』に収められているのがオリジナルだ。『未来派野郎』は良いよ。好き。カバー曲を探していて見つけたんだと思う。

砂原良徳は言わずと知れたYMOフリークにして、電気グルーブの元メンバーですね。

やくしまるえつこが歌うのは、アニメの挿入歌に使用されたみたい。下はその公式です。よく知らんが。

※※※

忌野清志郎と矢野顕子がデュエットで歌う『ひとつだけ』。言わずと知れた矢野顕子の代表曲のひとつ。

2009年、忌野清志郎が亡くなったとき。零れた涙に自分でびっくりした。忌野清志郎もRCサクセションも別に好きでも嫌いでもなかったのに。
今でもこの曲はまともに聴けない。

別のミュージシャンの曲をカバーすると、カバーしたミュージシャンの色になるのはどんなミュージシャンにも言えることだけど、矢野顕子のそれは群を抜いていると思う。どの曲でも矢野顕子になるのはずるい。
『矢野顕子、忌野清志郎を歌う』は、そんな矢野顕子による忌野清志郎のカバーアルバム。

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