桃色のちんぽこ
渡された二人の宝物
一人の雨に濡らされた
君は同じ五月雨の
晴れた場所へ行ってるのかな
もう会えない飛んで行く
後ろ姿を見ているけど
そんな私を茶化しているように
見えてくるから腹が立つ
桃色のたんぽぽに
あなたの願いを込めて
いつもの道を歩く
笑えるはずもなく
忘れるはずもなく
帰りも咲いてるといいな
元気そうに映る僕
うまく上を向けてるかな
去年もらった手作りの
カレンダーに写るように
自分はどんな人だったか
お前のせいで忘れたんだ
空っぽの頭をほじくるように
無我夢中で歌ってる
もう夏が来るのに
温まらない心を
いつもの毛布で包む
捲ってしまえば
忘れられるのにな
いっそ心臓を突き破りたい
地獄のような割れ目から
咲き誇る花たちに
そんな私を茶化されたくないな
無理やりに歩み出す
桃色に咲くたんぽぽは
温かみのある心
それはすなわち股間に生え誇る
一輪のちんぽこ
桃色のちんぽこが
私を突き動かす
いつもの道を歩く
笑えと言ったから
君が言ったから
必ず会いに行くからね
桃色のちんぽこに
あなたの願いを込めて
いつもの道を歩く
笑えるはずもなく
忘れるはずもなく
帰りも咲いてるといいな
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?