映画を観た記録216 2024年11月17日 衣笠貞之助『狂った一頁』
Amazon Prime Videoで衣笠貞之助『狂った一頁』を観る。
現代で、本作のように精神障害者を描いたら一発でアウト(笑)であるが、当時としては表現主義的な映像が最先端としてみられたのでしょう。
冒頭の踊りまくる女性を観て、土方巽の舞踏を思い出したりもした。
そして、この映画の最大の特徴は、無声映画なのに、セリフ字幕がひとつもないことである。
本作はなんと脚本に川端康成が加わっている。
割と癖になりそうな映画である。