映画を観た記録55 2024年2月26日 ブレイク・エドワーズ『ピンク・パンサー』
Amazon Prime Videoでブレイク・エドワーズ『ピンク・パンサー』を観る。
『ピンク・パンサー』は音楽はヘンリー・マンシーニでいつもどこでも流れていたりするような音楽だったりするので、『ピンク・パンサー』を観ていた気になっていたが、観ていなかったのである。
クルーゾー警部を演じるピーター・セラーズの演技というか芸が面白すぎる。ローワン・アトキンソンはピーター・セラーズを意識しているとしか見えない。
怪盗ファントムはデビッド・ニーブンが演じる。ニーブンもまたいい味を出している。
『ピンク・パンサー』第1作目は、クルーゾー警部のピーター・セラーズが主人公役ではなく、怪盗ファントムのデビッド・ニーブンが主人公役だと言われても、ピーター・セラーズが、デビッド・ニーブンより目立っている。
MGMのライオンが出てきて驚いたが、ハリウッド映画だったということに驚いた。バリバリの英国映画だと思い込んでいた。ロンドン警察は、『ピンク・パンサー』以降、ギャグには欠かせないネタになってしまった。すごいことである。
王助役はクラウディア・カルディナーレである。インドの王室の設定のはずなのであるが…
コメディー映画の最高傑作の第1弾である。