映画を観た記録224 2024年11月24日 ブレイク・エドワーズ『ティファニーで朝食を』
Amazon Prime Videoでブレイク・エドワーズ『ティファニーで朝食を』を観る。
この映画は、ヘプバーンをアンナ・カリーナ、ジョージ・ペパードをジャン・クロード・ブリアリ、音楽のヘンリー・マンシーニをミシェル・ルグランに置き換えれば、『女は女である』と違いはないのはないか。同年代に作られた映画である。
しかし、ブレイク・エドワーズのほうが職人監督である分、逆に洗練されている。ゴダールの場合、多くは恋愛映画であるが、妙なひねりが映画界を震撼させたのだろう。よくよく考えてみると、ゴダールのシネマ・ヴェリテと思える手法は、フランク・タシュリンのギャグの真似ではないか、とすら見えてきた。
ちなみに、このような話を書いたカポーティ―は、なぜ、次作が『冷血』なのか。
ということで、ヘプバーンの服装は、ピチカート・ファイブの野宮真貴にも影響を与えた。
もっともこの映画のようなセンスはハワード・ホークスのお手の物である。
ヘプバーンが、ニューヨーク・タイムズと口にしたのを日本語字幕では新聞となっている。ニューヨークではニューヨーク・タイムズが新聞の代名詞だか