映画を観た記録22 2024年1月20日   エドワード・ドミトリク『十字砲火』

Amazon Prime Videoでエドワード・ドミトリク『十字砲火』を観る。
憎悪殺人が主題の映画である。
憎悪殺人の過程が警察署長の口から語られる。
ロバート・ライアン演ずるモンティが反ユダヤ感情を持っており、殺人を2件犯す。そのことがわかるのが作品の中盤頃。
前半は推理サスペンスもので魅せられる。
照明の使い方も特徴がある。
ちなみに監督のドミトリクはマッカーシーの犠牲になり、アメリカ政府から追われたこともあり、一時期は英国で監督をしていた。ドミトリクは証言を拒み、アメリカ政府から追われてしまった。
ある意味、危険な思想映画でもある。


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