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評論家はなぜ起業しない?  〜リスクを避ける知識人の安全地帯〜

評論家やコンサルタントが自ら起業しない理由って、簡単に言えば「安全地帯にいたい」からだよね。彼らはクライアントに対して賢そうにアドバイスをして、ビジネスの成功や失敗に対してはノータッチ。

自分がリスクを取るわけじゃないから、失敗しても「言った通りにやらなかったからだ」とか、「まあ、そこは予測外でしたね」とか、うまく逃げ道を用意できるわけ。要は、責任を負わないポジションにいるほうが楽なんだ。

それに、彼らは「知識」で勝負してるけど、起業って知識だけじゃどうにもならない現実がある。資金繰り、社員のマネジメント、マーケティング、そんな地道で泥臭い作業が山積み。

評論家やコンサルタントはそれをアドバイスするのは得意だけど、自分でやるのはちょっと違う話。自分がその泥の中に飛び込む気にはなれないってわけ。

さらに言えば、彼らはリスクにめちゃくちゃ敏感。クライアントには「大胆な決断が重要です!」なんて言うけど、自分でその「大胆な決断」をするのは嫌なんだ。だって、失敗したら恥ずかしいし、結局誰も助けてくれない。評論家やコンサルタントの立場なら、どんなに状況が悪くても、知ったかぶりしていればなんとかなるけど、起業家はそうはいかない。

要するに、評論家やコンサルタントが起業しないのは、リスクを取るのが怖いから。外から評論するほうが、内側で戦うよりずっと楽ってことさ(^ ^)

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