撃沈の「講師との模擬カウンセリング2回目」からの気づき
先日は、キャリアサポーター・アカデミーの「講師との模擬カウンセリング2回目」を受けました。結果は「撃沈」でしたが、その分たくさんの気づきと学びがありましたので、備忘も兼ねて以下記載します。
講師との模擬カウンセリング1回目の振返り
問題把握力
何が主訴か、CLも一番の課題を把握しCLと共有できているか提案力
問題の解決に向けた対策の方向性をCLと共に考え、CLに選ばせているか。また、具体的なアクションプランを立てられているか。
上記2点が要改善だったので今回の戦法としては、
①前半30分でこれまでとこれからの考えや気持ちをヒアリング
②それらを後半30分で整理し、一番の課題をCLと共有
③対策の方向性をいくつか提示し、CLに選んでもらう
④決まった方向性に向けてのアクションプラン決める
みたいな構成でいこうと考えていた。
が、当たり前だけどスムーズに全然できなかった。。
今回の気づき・改善点
CLのワードに敏感に。気になるワードはしっかりその場で拾ってカウンセリングを展開する&適宜整理する
今回のCLは言語化が比較得意なものの、ワードが色々広がるので、どれを拾って広げていくべきか迷った。
ワード次第でその後の展開も無限に変わってくるので、CLが発するワードや表情はしっかりキャッチして、置き去りにせず展開&整理していきたい。
肯定的なレスポンスでCLを前向きな気持ちにする
「スキルがない」「自信がない」と言ってるのに、それらを受け止めて職歴書にあるスキルとつなげながら、励ましのレスポンスが全くできていなかった。スルーせず、適宜言葉を受け止め、前向きなレスポンスを心がけたい。
転職軸≠転職条件。「大きな軸」「ありたい姿」を描くからスタート
「転職軸を一緒に考えよう」と言いながら、太い転職軸の話を振らずに、ニッチな転職条件面の話からしてしまった。
これでは、CLの可能性に制限をかけてしまう、最もやってはいけないこと。(今、気付けて本当によかった)
ありたい姿を想像してもらうには、今CLが気になっている条件面をいったん除いて、それでもやりたい、チャレンジしたいことって何?みたいな聞き出しをしていきたい。
伝え返しに自分の価値観、概念は入れない⇒CLと溝ができてしまう
CLが「土日はきちんと休みたい」の言葉に、勝手に「バリバリ働くイメージではないんですね」みたいな伝え返しをしてしまった。
平日5日間は集中して働いて土日休むという、メリハリもった働き方をしたいというCLの意向を、無意識に転換して伝え返してしまった。
この何気ない転換の伝え返し、本当に注意しよう。
アクションプラン提示にはその理由も添える
ただ、「求人みてね」というよりは、「今回定まった軸を持って求人を見比べることで更にご自身のやりたいことがイメージできますから」と、そのアクションの目的、理由を伝えることで、CLのアクションへの動機やズレない実施につながる。
お土産提供を意識
カウンセリングの結果、自身でも気づかなかった強みに気付いてもらう、や新たな選択肢、可能性に気付けるなど有料ならではのおみやげ提供を意識する。
アカデミー受講の内にたくさん失敗し、気づきを得ることの重要性
今回は撃沈だったけど、講師の人も敢えて難しいクライアント役を演じて、気付きを一つでも多く得られるような展開にしてくれていることに感謝。
シャバに出て実際の場面で出くわしてパニックに陥るよりは、今の内に色んな場面や会話の引き出しを経験しておいた方が絶対いいに決まっている!
講師の先生からの
「私たちもまだまだ100%でない」
「クライアントの人数分、カウンセリングのパターンがある」
「正解のカウンセリングはない」という言葉に勇気をもらった。
「その人その人のキャリアに興味を持って、自分の刺激になる、楽しい、もっともっと聞かせて!」という気持ちでカウンセリングにのぞめるよう、スキル研鑽、引続き頑張ります!
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