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コスプレと小学生とドーミーイン
今回のnoteは9月21日、22日の二日間で姫路と大阪に行った一人旅の日記を書く。
この旅行の目的は、黒田官兵衛にゆかりのある地を巡ることと、ドーミーインに宿泊すること。
それでは出発します。
9月21日
姫路駅に到着して、姫路文学館に向かった。
北館の入り口を目指し坂を上っていると、広場と展望台に人が多くいた。
人だかりの近くに入り口があると思い、近づいていくとコスプレをして写真を撮りあっている人の集まりで入り口ではなかった。違う世界に迷い込んでしまったようだ。
楽しんでいる人の邪魔をしてはいけないと、引き返そうと振り返ると入り口があった。
姫路城の歴史は興味深く面白かったのだが、記憶にはコスプレをしている方たちが残っている。
姫路駅から御着駅に移動して、御着城に向かった。
到着して石碑等を見ていると、地元の方に
「小学生が御着城のガイドのボランティアをしているのですが、聞いていかれませんか。」と声をかけられた。
いつもは断るような自分だが、思い出として聞いてみようと思った。
すると、小学生の男の子と女の子が来てくれた。
御着城と黒田家のことや石碑について30分ほど説明をしてくれて、官兵衛の祖父が作っていた目薬の説明をしてくれた時に、目薬の原料となる葉をくれた。
二人の小学生は、一生懸命に説明をしてくれて、
「お時間まだ大丈夫ですか。」、「先にどうぞ」など丁寧に案内をしてくれた。
とてつもなく感動した。
自分はまだ23歳であるが、親が子どもの成長を見て涙する気持ちが少し分かったような気がした。
二人の小学生との時間は、この旅において一番の思い出となった。
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御着駅に戻り、妻鹿駅に向かった。
ここでは、官兵衛の父である黒田職隆の廟所と母里太兵衛出生の地、国府山城址を見にいった。
妻鹿駅川の近くに有り、海が近いため涼しい海風が心地よかった。
夕方の時間帯だったため、橋からみえる夕日はきれいだった。