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【第2回】週刊・ユベントスユース考察

ボネッティ、19歳の誕生日を迎える

U19でカピターノを務めるボネッティ

昨季U19の10番を背負い、今季からU23に登録されたアンドレア・ボネッティが19歳の誕生日を迎えました。

ボネッティは、もともとSTやCFの位置で起用されることの多いFWでしたが、19/20終盤から徐々にポジションを下げ、最終的にはCMFやDMFの位置でプレーすることが多くなった選手です。

ミレッティやファジョーリのように派手さは無いですが、確かな技術と戦術理解度、素早い切り替えが武器の中盤です。
昨季はU19で主力としてチームを牽引し、UEFAユースリーグではミレッティのサポートに徹して準決勝進出に大きく貢献しました。

今季からU23初挑戦です。
ズエッリやセルサンティ、バレネチェアといった豪華な並びに割って入る可能性は十分あります。

ユベントス下部組織、なぜか中盤がよく育つんですよね。
マルキージオに始まり、ニコルッシ、ファジョーリ、ミレッティ、ドラティオット…
(僕はもうこの並びにドラティオットは入れます!)

とにかく、今季U23の成績を左右する選手の1人になりそうですから、注目です!


U23、セリエDのSanremeseに0-1で敗北

U23のPSM、Sanremese戦は0-1の敗北に終わりました。
SanremeseはセリエD、23歳以上も5名のみと、チームコンセプトもユベントスU23と似ており、年齢は敗北の言い訳にはできません。

まぁPSMで大きく選手を入れ替えていますし、大事なのは結果より内容。
ここは(少なくとも日本では)試合が公開されていないのでなんとも言えませんが、出場メンバーから少し考察を加えようと思います。

まずはGK。
守護神イスラエルがスポルティングに引き抜かれ、空いた座に着いたのは、やはりガローファニ。
ガローファニはイスラエルより足もと技術があるのが特徴です。あとピアノを弾けます。ペリンも弾けますよね。

続いてDF陣。
今季よりU23に登録されたムラッツィとエンゾアンゴが出場しました。
ローンバックのゴッツィも出ました。

今季RBはムラッツィとバルビエーリの2枚体制で挑むことが確定的ですが、この並びはかなり豪華です。

ヴェルドゥーシとトゥリッキアについては、トゥリッキアがヴェルドゥーシからスタメンを奪えるかが注目ですね。
僕はトゥリッキアがスタメンに落ち着くと思っています。

CBは、ムハレモビッチが復帰するまで耐えられるか、ムハレモビッチはU23でも圧倒できるかが注目です。

次はMF陣。
セントラルやボランチができる中盤が4名しかいないので、今季は4231(4213)もしくは442に落ち着きそうです。
いずれにせよ、中盤はズエッリ、セルサンティ、ボネッティ、バレネチェアでセリエBにも通用する陣容です。
ここにミレッティが加わる可能性も無きにしも非ずなので、楽しみですね。
まぁミレッティはトップチームに全振りしそうですが…

サイドでは、イオコラーノ、セクロフ、コンパニョンに割って入るのが、イリング。
加入当初はイタリアの地に馴染めず苦労していましたが、昨季はU19で主軸として大きく貢献しました。
そんなイリングが、満を辞してU23に。

最後にFW陣。
トップチームのプレシーズンマッチにも帯同したダ・グラカやクドリグはもちろん、個人的に期待しているペコリーノがいます。
そしてローンバックのリパーリと、U19から加入したチェッリ。

チェッリとペコリーノは役割が被りそうですが、純粋に高さのある選手が複数名いるのは強いですよね。
特にペコリーノはマジでヴラホビッチ的なスタイルの選手になれるのではないかと期待しています。


以上

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