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【人生はネタだらけ】乳がん手術前日(入院日)は想像より忙しかった

 いよいよ入院となり指定された時間に病院へつきました。多少なりと検査があることは知らされていましたが、夕飯が出てくるまでは落ち着いて本を読む時間もありませんでした。(読書にはまとまった時間が必要なタイプ)
 個人的な記録として、手術前日の様子をまとめておきます。すべての乳がんや病院が同じような処置や手順をたどるとは限りません。


10:00 入院受付窓口へ

 事前に案内されていた用紙を見ながら「1階 入院受付窓口」へ5分前に到着しました。すでに数名の6組ほどの方がソファースペースに座っていました。微妙に並び列になっているっぽいところには3組ほど。何となく順にすすむと受付の方から保険証と診察券を求められました。車で来た人(送迎や付添いを含む)には駐車券も出してもらえるのもこのタイミングのようです。

私は大きめの旅行ボストンと通勤にも使うトートバッグでしたが、キャリーバッグ派は3分の1というところでした。人の出入りがあるなら鍵がかかる方がいいのかもです。

 さらに待つこと10分弱、私の名前が呼ばれて

  • 名前とバーコードが印字されたリストバンド

  • 病棟とフロアまでの経路についての案内

  • 個室が確保できたことの案内(初日にならないと分からない)

  • 個室費用が11月から値上がりすること

上記のような内容が案内されました。当日希望の個室が満室の場合は4人部屋と聞いていたので幸先良くいよいよ入院です。

10:30 病室&病棟設備案内+事前準備品☑

 ガン保険の入院日額が出るということで、ここぞとばかりに個室を申込んでいました。トイレと洗面だけが付く一番お安いタイプのお部屋です。ちょっと眠るのが下手くそ(自分以外の出す音と光に敏感なのさ)な私には必要なのです。この上になるとシャワー付きになりますが、初日しか実質使えないはずなので選択肢からはずしました。

病院らしいナースコール(アイホン製)やベッドじゃなければ、ちょっとしたビジネスホテルとかフェリーの一室のようです。

  乳がんや婦人科患者が多いフロアは12階。フロア事務の女性から部屋に案内されたあと、数分立たないうちに、看護士の方が訪れ、検温・血圧測定・お薬手帳チェック・浮腫測定などを終えたあと、備品の簡易説明と使いそうなフロア設備(シャワーとランドリー)の説明を受けました。

11:30 放射線科へ

 リンパ節にガンがあるかどうかを調べるための「センチネルリンパ節生検」の事前注射のため放射線科(1階)へ。執刀担当医が来るまで放射線同位元素の入った注射を打てないらしく15分ほどまって注射処置。
 このタイミングで乳房に油性マジックでマーカーも描かれました。「左で良かったよね?」という冗談が飛び出すほど本日の先生はほんのり陽気でした。
 痛いと聞いていた注射がそこまでではなかったので、気になったのは昼食。「もう12時過ぎちゃう💦」とまた12階へ。

12:05 個室で入院後初食事

 放射線科から戻るとすでに配膳された後でした。お茶のコップを出し忘れていたましたが、紙コップで用意してもらえてました。

薄味ですが問題なく完食。パイナップル🍍が甘くておいしかったです。

13:00 麻酔科医より説明

 全身麻酔ということで、明日の手術担当の麻酔科医が部屋に来てくれて、副作用も含めた説明を受けました。
 「せん妄」と呼ばれる一種の幻惑状態についても聞いていたので、そんなもんかなぐらいで思ってましたが、死につながるようなケースもあると聞いてゾゾゾとなりがらも同意書にサインして終了。

13:30 口腔外科へ

 全身麻酔には挿管が必要ということで、歯の状態(グラグラして機器を付けたときに抜けたり欠けたりする危険性)のチェックを受けます。外来時間と被ったタイミングなのか待ち時間長めでしたが、こちらも説明を受けたあと同意書にサインして終了。

14:30 シャワー

 手術前最後のシャワー、手術後4日はできないシャワー。
 数少ない同フロアに2つしかないだろうシャワー専用ユニットは順番待ちということで、ここだぁ!とばかりに案内されました。
 着替えも含めて一人の持ち時間は30分ということで、さささっと終了。

15:00 手術担当看護士から問診

 ドラマで言うところの「オペ看」という方ですね。チェックというよりは、不安ごとはないかというケアに近い内容でした。敏感肌についても色々と気遣ってくださるそうで安心できました。

15:30 CTのため放射線科へ

 11時半に放射性同位元素を注射した部分の撮影に再度1階の放射線科へ。約30分ほどゆっくりかけて撮影されました。仰向けで助かった。MRIは腹ばいでちょっと辛かったのでした。

16:00 がん相談センターから説明

 同病院に設けられているがん相談センターから手術後の地域連携パスと、その管理用のノートについて説明がありました。
 一定期間を過ぎると、総合病院でなくかかりつけ医に引き継いで、投薬や経過観察をし、そのための連絡帳が渡されるということでした。ホルモン療法は5~10年予定されているので、その記録をしていく仕組みですね。

16:30 手術着到着

 この辺で打つのが面倒になってます😅

18:00 手術前最後の夕飯

 明日の手術日は朝から絶食です。ということで、いつもよりよく噛んで食べました。もうすでに明後日の食事が恋しいですw

牛肉だ。野菜の品目が多いのも嬉しい。
私の本名を知る人はデミソースって書いてあるだけで面白いかもです。

19:00前 投薬に関する説明

 夜勤交代の挨拶も兼ねて、検温・血圧測定、食事量☑、普段から処方されている薬について看護士さんが知らせに来てくれました。

もう眠い…(´Д⊂ヽ

 手術前日でもっと眠れなくなる方の不安がありましたが、結構な忙しさと情報量で、先ほど20時を過ぎたところです眠くなってきました。これはとても良いことだと思ってベッドで横になろうと思います。

今の気持ち

息子よ、どっちかっていうとチミが朝起きられるかの方が心配だよ。

じゃんねぇ

最後まで読んでいただきありがとうございました。
と、noteを書きながらテレビカードを買わずに頑張っているのでした。
手術の当日のことは、覚えていられるかなぁ?おやすみなさい。

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