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【初心者向け】アロマのある暮らしの始め方

あけましておめでとうございます。
アロマ調香師のDemiです。

新しい年の始まりは、何か新しいことを始める絶好のチャンス✨
でも、お正月明けは心と体のバランスが崩れやすいです。

自分自身を大切にするための「癒しの時間」取り入れてみませんか?

その一つとしておすすめしたいのが、アロマを暮らしに取り入れること。香りの力は、私たちの心を穏やかにして集中力を高めたり、疲れた体を癒したりしてくれます。

アロマは手軽に始められるのが魅力。

この一年をもっと心地よく豊かに過ごすために、アロマのある暮らしをスタートしてみませんか?


アロマについて

そもそもアロマとは何かご存知でしょうか?
アロマとは本来、「精油」「エッセンシャルオイル」と呼びます。

ただ、一般的に浸透しておらず、分かりやすく伝えるために私の記事ではアロマと呼んでいます。

アロマは植物の花、果皮、種子、樹脂、幹、根などからとれる天然の香料です。アルコールや水、人工香料は一切混ざっていません。

アロマセラピーに用いられ、からだや心の健康、美容に役立てることができます。

おすすめのアロマショップ

アロマはアロマ専門店で購入するのがおすすめです。
雑貨屋さんに置いてあるアロマは100%天然ではなく、合成香料などが混ざっていることがほとんどだからです。

初心者の方はぜひ店舗で香りを実際に嗅いでから購入してみてください。
全国に店舗があるお店を3つご紹介します。

1.生活の木
日本のブランドで全国に100店舗以上あります。
初めてでもトライしやすい小さいサイズ(3ml)から取り揃えてあります。
お店ではワークショップが頻繁に行われているので、アロマの使い方を楽しく学べます。

2.NEAL’S YARD REMEDIES(ニールズヤード)
イギリス発のブランドでオーガニック認定の原料を選び品質にこだわっています。
スタッフの方はプロフェッショナルで知識豊富。1聞いたら10返してくれます。

ちなみに、ニールズヤードは世界で初めてフランキンセンスのスキンケア商品を製造したブランドです。フランキンセンスの最高峰と言われるオマーン産が使われているので、自分へのご褒美におすすめです。

3.カリス成城
日本のブランドで宮城、東京、神奈川、埼玉、栃木、愛知、京都、神戸、岡山、広島に店舗があります。
リーズナブルで種類も多いので、好きな香りに出会えるはずです。

1滴ずつ綺麗に垂れてくれるので、液ダレなどの心配がありません。

日本で初めてハーブティーのティーバッグを作ったブランドでもあり、お好きな方はハーブティーも要チェックです。

香りの選び方

アロマは気になるけど、何を買えばいいのか分かりません…というご相談をよくいただきます。

一番は直感で好き!と思った香りを選ぶのがいいです。
使う目的やシーンで選ぶのもおすすめです。

下記は王道で使いやすいアロマです。参考にしてください🌿

・勉強・仕事に集中したい
 →レモン、ペパーミント、ローズマリー

・おやすみタイムに癒されたい
 →ベルガモット、ラベンダー、フランキンセンス

・女性特有のイライラを解消したい
 →イランイラン、ゼラニウム、クラリセージ

アロマの使い方

アロマを使うのが初めての方に、何を用意すればいいですか?と聞かれるのですが、アロマさえあれば簡単に香りを楽しむことができます。

一番手軽でおすすめな使い方はティッシュに垂らして使う方法です。ディフューザーはお部屋中に香りを拡散したい時に使うので、手元で香らせたい時はティッシュで十分です。

その他の使い方は下記の記事を見てみてください☺️

アロマトリートメントやクラフトを楽しむ時のアロマの滴数は下記を目安に試してみてください。顔・身体に使う場合はご自身の判断でご使用ください。

滴数早見表

目安
0.5~1%: ホホバオイルなどに混ぜて顔に使う
0.5~3%:ホホバオイルなどに混ぜて身体に使う
5~10%:香水づくり
10%:ディフューザー、ワックスサシェ、キャンドルづくり

参考までに計算方法も載せておきます。

・計算式
①ml ×②%÷③ml=④滴

①容量(精油と混ぜたいもの。無水エタノールやホホバオイルなど)
②薄めたいパーセンテージ(1%の場合0.01を入れる)
③精油1滴の量(基本的に0.05ml)
④使用する精油の滴数

・計算例
①10ml×②0.01÷③0.05=2滴

注意事項

アロマは天然のもの、そして、植物の力がギュッと凝縮されているため、使用する上でいくつか注意事項があります。

・保管方法
熱、光、酸素に弱いです。高温多湿を避けてキャップが閉まっていることを確認し、光の当たらない冷暗所に保管しましょう。早めに劣化してしまうことを防ぎます。また、アロマは引火性のため、火の気の近くで使用するのは避けましょう。

保管場所はワインセラーが最適ですので、お持ちの方はワインセラーでの保管がおすすめです。

・使用期限
アロマ開封後、柑橘系は半年以内、その他は1年以内です。

保存方法によって酸化スピードも変わってくるため、実際に嗅いでみてあきらかに香りが変わっているようであれば、期限が切れていなくても使用を控えていただいた方がよろしいかと思います。

・使用方法
直接肌につけたり、飲用はできません。
また、水に溶けにくい性質のため、お風呂では直接アロマを垂らさず、バスオイルなどの乳化剤に溶かしてお楽しみください。


忙しい毎日を送る闘う女性にとって、アロマのある暮らしは心と体をリセットする貴重な時間を提供してくれます。

お気に入りの香りを活用して、仕事とプライベートのバランスを整えてみませんか?

アロマは手軽に取り入れられて、自分のペースで楽しめるのが魅力です。
この新しい年を、香りに包まれた充実した毎日に変える一歩を踏み出してみましょう🌿



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