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仕事をする理由と、現状の自分|考察日記
◾️友人とのランチにて
今日は退職した会社で仲良くなった人とランチ。
前の会社は、会社の人とプライベートで仲良くするということが望みにくい雰囲気で、その人には退職時に「仲良くなりたいです」と声をかけて連絡先をゲット。
その後、ランチに行ったり一緒に占いに行ったりして交流している。
もっと早くに仲良くなれていたら、辞めるのはもう少し先になったかも?
タラレバは考えたところで結果は同じ。
会社の近況を話を聞きながら、私は辞めるべくして辞めたなと思い直した。
その人から会社の愚痴を聞くつもりで行ったのに、逆に、
「今日はとても疲れて見えますね」と言われてしまった。
生き方や将来について悩みすぎた疲労が顔に出てたかな…
せっかくお誘いいただいたのに申し訳ないな…
会社の話を聞いていると、
私より若くて、別チームでバリバリ仕事していたある女性が、契約社員になって時短で働くことになったらしい。
個人で進めているイラストの仕事に時間を割きたいという。
同じ会社に、仕事もこなしながら自分の好きなことをやり続けている人がいたことを知って、彼女を尊敬するとともに、自分がまた情けなくなった。
たしかに仕事内容は違ったし、支店も上司からの圧力のかかり方も全然違ったけど、、、
そんな外的な部分に責任を求めても、結局すべては自分次第。
悲しいかな、今の状態が私の現実なのだ。
◾️繰り返す同じテーマ
この数ヶ月、ずっとぐるぐる同じことを考えている。
いい加減疲れて頭痛がしてきた。
なにをして生きていきたいか。
自分がやりたいこと。
自分が好きなもの。
考えても、思いつくのはどれも刹那的で、
「ここへ行きたい、これが食べたい」
「この髪型にしたい、この服を着たい」
そういうのは具体的に思いつくけど、
理想の将来のため、
就職のため、
人の役に立つため、
そういうのは全く頭に浮かばなくて、
「じゃあ、できることを考えよう」と、
これまでを振り返ってみても、
もう一度やってみようと思えることがない。
◾️仕事とは?
元々わたしにとって仕事とはお金を稼ぐためのもので、そのお金でやりたいことをやるのだと考えていた。
(実際、非常勤講師で貯めたお金は大学編入時の学費に使った)
前の仕事では、正社員のほうが割りがいいかと思ってなってみたが、心身の疲弊に見合う額ではなかったし、拘束時間も長くて、いつしか自分を抑え込むのが当たり前になった。
(コロナ時期が重なったのもある。海外に行きにくくなったし、物価が上がって経済的にも苦しくなった)
どうしたらもっと稼げるのか、いろんな人に聞いてみた。
・高収入の資格を取る
・投資を始める
・好きなことをしていれば自然に入ってくる
資格については、当時は建築士に向かって進んでいて、他を考える余裕がなかった。
投資は貯金が無さすぎて勇気がなかった。
(いまもないけど、そろそろ考えようかな、とは思っている)
「好きなことをしていれば自然に入ってくる」は、よく自己啓発本なんかに書いてあるけど、
私の場合は占い師に言われた。しかも複数回、それぞれ別の人に。
(これまで行った占いについても、また改めて書こうと思う)
そんなに言われるなら、
「仕事にできそうな好きなことってなんだ?」
言われてからずっと考えている。
脚本を書くこと? でも何も書きたいものが浮かばない。
資格をとって建築の仕事を続けること? 私には魅力的じゃない…
「仕事=人の役に立つ」という考え方がある。
では、私が人のためにできることってなんだ?
「教師に戻ったら?」と、よく言われる。
でも何万回考えても戻りたくない。
自分のことも見えないのに、生徒の将来なんて考えられない。
私はそういうクズ教師だったんだから。
◾️考える方向を変えてみた
「余命わずかだとしたら、なにをしたいか」
ベタだけど、一旦そう考えてみた。
それでも脚本は書かないだろうと思った。
というか、書いてる場合じゃない。
もしかしたら、遺作に自分の人生を書くかもしれないけど。
建築士も受験しない。
もともと資格がある方が給料がいいから受けようとしていたので、いまさらなっても意味がない。
それならなんでもいいから時給の良いバイトをして、お金が貯まったら好きなところに旅に出たい。
うーん、我ながらその結論もベタ。
いろんな占いで「独創的」とか「クリエイティブ」なんて言われるけど、まったくそんなことない。
(でも占い好き。「そうだったら良いな」って信じたいから)
天才にはなれない。人より多く頑張って、やっと人並みに手が届いた気がして安心する。
だからやりすぎる。そして疲れて、頑張れなくなって辞めてしまう。
私って結局そうなのかも、と考えて、また落ち込む。
いまちょうど、ここ。
◾️遊ぶために働く。
ポジティブに考えようとした結果、
「稼いだお金でやりたいことをやるために働く」
結局そこに戻ってくる。
いまは刹那的な欲求しかないから、まずはそれを満たすために働く。
やりたいことを渡り歩く中で、自然と次の目標が出てくるかもしれない。
求人情報を見れば、CADオペは多少時給が良さそう。
やっぱり今受けている訓練は役に立つはずだと、モチベ低めの自分を励ます。
◾️好きなもの探し
私は、素直に好きなものを好きと言える人がうらやましい。
やりたいことに素直に向かっていける人はそれだけですごいと思う。
私には子供の頃の記憶がほとんどない。
思い出すと恥ずかしいことばかりだから、封印したのかもしれない。
おぼろげに思い出すだけでも、気持ち悪いくらいバカな子供だった。
なので、過去に戻るならいつがいいか?という質問にはずっと答えられなかった。
相変わらずバカでも、いまが一番マシだから。
だけど最近、自分の好きなものを探す中で、過去の後悔をたくさん思い出すようになった。
気がつけばいつも、「やりたい」「好き」よりも、「これを選んでおけば否定されない」「こっちのほうが格好がつく」というほうを選んできた気がする。
その結果、頑張った割には満足がなく、恥をかくことの方が多かった。
「青春」というものが、どこにも見当たらない。
◾️いま大切なこと
好きなことをする。
楽しいことをする。
何度も自分に言い聞かせる。
正直、いま職業訓練に通い始めて、
また「やらねば」に拘束されそうになっている。
危ない。
気持ちを外へ、外へ。
お金はないけど大丈夫、なんとかできる。
好きなものを探す、いまはそのためのモラトリアムなのだから。
折れずに前を向く。
楽しいを諦めない。
いまはそれが大切。