山鹿小旅行 ~大宮神社編~
今度は山鹿灯篭祭りで有名な大宮神社だ。
私は寄り道をしたので温泉プラザまで30分ほどかかったが、まっすぐ行けば徒歩10分もかからないらしい。
山門を見上げると、方角と十二支、そしてローマ数字というちょっと不思議な組み合わせの円盤がある。
境内にはいくつかの神社が併設され、巨木が並ぶ。
太宰府天満宮でおなじみの菅原道真公も祀られていた。
大正8年建立とある。
山門から入って左側には燈籠殿がある。
奉納された山鹿燈籠が1年間保管されており、一般に公開されている。
さて、「山鹿燈籠」と聞いて思い浮かべるのはどんな形状だろう?
ほとんどの人が思い浮かべるのは、千人踊りで踊り手が頭に載せているあれじゃないだろうか?
もちろん、その金燈籠もある。
しかし、主に奉納されるのは、宮造り燈籠や屋敷燈籠と呼ばれる建築物のミニチュアだ。
これらは金具や木材などは一切使わず、紙と糊だけで作られている。
しかもおそろしく精巧だ。
欄間や掛け軸まで細かく作りこまれているのが見える。
これらの山鹿燈籠は1年間展示され、後日売却される。
興味のある方はぜひお問い合わせ頂きたい。
最後に駐車場入り口から見た燈籠殿。
いただいたサポートは旅費と撮影機材にあてたいと思います。もし余剰があれば福岡・熊本・鹿児島いずれかの自然または文化財の保全のために寄付いたします。