山鹿小旅行 ~山鹿灯籠民芸館~
街並み編でも少し触れた山鹿燈籠民芸館に行ってみる。
温泉プラザからは徒歩3分ほどだろうか。
豊前街道沿いに建つ民芸館は、大正14年に建てられた安田銀行のビルを使用しており、古い街並みの保存に一役買っている。
分厚い壁に囲まれた金庫室も、現在は展示室だ。
天井には肥後細川藩の山鹿御茶屋にあった龍の天井画が展示されている。
ちなみにここにあるのが現物で、さくら湯に置いてあるのがレプリカだそうだ。
主な展示物は山鹿燈籠の過去の名作たち。
工具や製作工程の展示もある。
奥の工房では現役の燈籠師が実演したり、直接質問に答えたりしてくれる。
2階には燈籠フォトポイントがある。
山鹿燈籠のパーツを使ったインテリアに囲まれたり、屋敷灯篭で巨人風の写真を撮ることができる。
山鹿燈籠のパーツを使ったインテリアは奥の工房で販売もしている。
壁に映るシルエットもかわいい。
↓こちらは撮影用に置かれた屋敷燈籠と作例。
「山鹿あそび」の詳細はこちらを参照。
話が少し前後するが、先ほど触れた1階の金庫室には八千代座の屋敷燈籠が展示されている。
八千代座というのは明治時代に建てられた芝居小屋で、民芸館前の豊前街道を少し進んだところにある。
山鹿燈籠民芸館と八千代座はチケットをセットで買うとお得だ。
いただいたサポートは旅費と撮影機材にあてたいと思います。もし余剰があれば福岡・熊本・鹿児島いずれかの自然または文化財の保全のために寄付いたします。