03_みなさんの年末年越しグルメ、教えて企画
平成最後の年末がやってきた。
毎年、『笑ってはいけない』や『紅白歌合戦』を見ながら過ごしている。
そのとき、テーブルの上にはおつまみとお酒を共にしているのだが、ふと頭によぎった。
「地域によって年越しに食べるものは違うのだろうか?」
今回、居ても立っても居られずTwitterで聞いてみた。
小生のただの思いつきにも関わらず、30人を超える方々が各々、ツイートしてくれた。
感謝感激である。
47都道府県制覇とはいかなかったが、初耳グルメもあったのでぜひみなさんに知っていただきたい。
アンケート第1位 【年越しそば】
実に回答の7割以上が年越しそばとツイートしてくれた。
しかも、だいたいの人が「王道ですみません」とわざわざ言ってくれているのである。
「はて?」 一体、誰が年越しは年越しそばと決めたのだろうか。
日本国民が王道と思い込んでいる年越しそば。
由来を調べて見るとみると、
”年越しそば(としこしそば)とは、大晦日(12月31日)に縁起を担いで食べる蕎麦で、歳末の日本の風物詩ともなっている、日本の文化であり風習である。
江戸時代には定着した日本の文化であり、ソバは他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味で、大晦日の晩の年越し前に食べる(#歴史と由来を参照)蕎麦である(地域差もある。後述)。2012年現在、大晦日に年越しそばを食べる人は57.6パーセントにのぼり、風習として深く定着していることが窺える[3]。
日本各地に見られる文化であり、地域の特色の現れたさまざまな形式のそばが存在する。”
Wikipediaより引用
古くは江戸時代から縁起を担いで食べられているのだ。
しかも、地域によりさまざまな形式があり、沖縄では沖縄そば、埼玉では鴨汁そば、福井ではおろしそば、茨城ではけんちん蕎麦、福岡では年越しそばの具に鶏胸肉を入れたりとアレンジの幅が広いのも特徴だ。
そして、徳島では年越しうどん、静岡でも年越しうどん、うどん県香川では紅白うどんなるおしゃれなものまであるときた。
参った!!
我々はどうやら重大な事を忘れていたようだ。
これはもう、完全に日本のソウルフードではないかということを。
感謝祭のターキー、中国の旧正月に食べる水餃子、クリスマスのシュトレン、そして、年越しのそば。
世界に代表するグルメといっても過言ではないのではないか。
それを再認識させてくれる極めて有意義なアンケートであったと思う。
アンケート【少数意見】
ここからは少数ではあったものの、元々知りたかった地域ごとの年越しグルメ事情である。
まず、宮城県のなめた鰈の煮付けである。
初めて聞いたのだが、ググってみるとレシピが出てくる出てくる。
お酒のお供にもぴったりだというから年越しにはもってこいである。
次に三重県のすき焼き。
三重には王道の松坂牛や他にもブランド牛がひしめき合っており、年越しすき焼きにはさぞかし美味しいお肉が並ぶのであろう。
あーイメージするだけでビールが進む。
初耳と言えば、山形の納豆汁。
冬が厳しそうな山形ならではではあるが、納豆を加えた味噌汁の一種である。
俳句における冬の季語にもなっているという事で、世間知らずとは私の事のようだ。
長野県ではぶりのスープやとろろ昆布のすまし汁という意見をいただいた。
海が無い県だけに、海のものを年越しに食べるのだろうか。
長野県の佐久市では鯉のあら煮やうま煮を食べるようだ。
想像してみてくれ、年末のスーパーに鯉が並ぶ姿を。
地域の名産品を食べて年を越す、まさに地産地消だ。
他には、京都・山口・北海道・石川では年越しに雑煮を食べる家庭もあるようだ。
同じ雑煮と言っても、丸餅だったり、切り餅だったりスルメの出汁だったりとこちらも地域のアレンジ色が強い。
いかがだったろうか。
一言で年越しと言っても日本人の食は地域によって特色があり、何と言っても年越しそばの存在感たるや、並々ならぬものがあったと感じている。
この記事を書くにあたって、私の何気ない質問に答えてくれた人、より多くの回答をもらえるように拡散してくれた人、そして、ここまでこの記事を読み進んでくれた方、全員に感謝を伝えたい。
そして、来年も良い年になりますように!! と、願ってこの記事の結びとしたい。
担当:風太
バツイチサラリーマン管理職
元嫁に置き去りにされたトイプードルと拾い猫にゃん吉と愉快な3人暮らし。
稼ぐ・倹約・旅行・英会話、やりたいことにチャレンジしてみることが大好き。
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Blog:バツイチにゃん吉の七転び八起きチャレンジブログ